スタートダッシュは「目標を決めること」から

12月は、クリスマスや冬休みの準備、学校や地域の行事など、子どもたちの生活リズムが乱れやすい季節です。
その中で、これまで積み上げてきた学習習慣が崩れることを心配する保護者の方も多いでしょう。一度崩れた習慣を取り戻すには時間がかかるため、この時期は特に注意が必要です。
目次
行事の多い時期だからこそ、イレギュラーな予定が入りやすくなります。
そこで、一日のスケジュールを事前に見直し、学習時間をしっかり確保しましょう。
例えば、イベントの前に短時間でも勉強する習慣を続けることで、リズムが崩れるのを防げます。
長時間の学習を強いる必要はありません。10分でも15分でも、子どもが机に向かうことが重要です。短い時間であれば集中力も保ちやすく、習慣が途切れることを防ぐことができます。
「やる気を出しなさい」や「もっと勉強しなさい」ではなく、「これだけできてすごいね!」と成果や努力を認める声かけを心がけましょう。
大人の承認が子どものモチベーションを高め、行動を繰り返す力となります。
学習習慣は、子どものやる気だけに頼っていては続きません。この時期は特に保護者の関与が大切です。
子どもの行動を観察し、必要であればタイミングよく助け舟を出すことがポイントです。
勉強を「できること」に変えるためには、小さな成功体験が効果的です。
例えば、簡単な復習問題や得意分野の学習から始め、達成感を味わわせましょう。
その結果、「自分はできる!」という自己肯定感が育まれ、やる気にもつながります。
12月の慌ただしい時期は、学習習慣が崩れやすい反面、親子で向き合うチャンスでもあります。
子どものやる気を支えるために、大人が意図的に行動を誘導し、小さな成功体験を積ませることが重要です。
この冬を乗り越えることで、子どもの学習習慣がさらに強固なものとなるでしょう。
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