「言ってもやらない」を減らすためにできること

新学期が始まって3週間ほどがたちました。

生活の流れも少しずつ落ち着いてきた一方で、こんな場面が増えてくる頃でもあります。

  • 「宿題やったの?」
  • 「あとでやる」
  • 「早くやりなさい」
  • 「今やろうと思ってたのに」

こうしたやり取りは、どのご家庭でも一度は経験があるのではないでしょうか。

何度も声をかけているのに動かない様子を見ると、つい強く言いたくなることもあると思います。

ただ、「言ってもやらない」という状態には、いくつか共通する理由があります。それを知っておくだけでも、対応の仕方が少し変わってきます。

「やりたくない」のではなく、「まだ始められていない」ことが多い

子どもが動かないとき、保護者の側からは「やる気がない」と見えることがあります。

しかし実際には、

  • 何から始めればよいか分からない
  • 気持ちの切り替えがうまくできていない

という状態になっていることも少なくありません。

大人でも、「やらなければ」と思っていても、なかなか手をつけられないことがあります。

子どもにとっては、その切り替えがさらに難しいこともあります。

「早くやりなさい」は、意外と具体的ではありません

「早くやりなさい」という言葉は、とても自然に出てくるものですが、実は少し抽象的でもあります。

子どもの側からすると、

  • 「いつから?」
  • 「どれを?」
  • 「どのくらい?」

がはっきりしていないこともあります。

例えば、

  • 「7時になったら宿題を始めよう」
  • 「まずは数学のワーク1ページだけやろう」

このように、小さく区切って伝えると、動き出しやすくなることがあります。

もちろん、これで毎回うまくいくわけではありません。

それでも、「始めるハードル」を下げることは、実際に効果が出やすい方法の一つです。

大きく変えようとしなくても大丈夫

「言ってもやらない」を解決しようとすると、

  • もっと厳しく言わなければ
  • ルールをきちんと作らなければ

と考えてしまうこともあります。

しかし、急に大きく変えようとすると、お互いに疲れてしまうこともあります。

まずは、

  • 始める時間をなんとなく決める
  • 最初にやることを一つだけ決める
  • できた日は、特に何も言わずそのままにする

このくらいの小さな工夫から始めていただければ十分です。

4月のこの時期は、まだ新しい生活に慣れていく途中です。思うようにいかない日があっても、それは特別なことではありません。

「言ってもやらない日がある」ことより、「少しずつできる日が増えていく」こと

を見ていくことが大切です。

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