中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
勉強の進み具合はいかがですか。
前回は、「受験校を本当の意味で決めきれていないという自覚が、受験生本人にないことは危険である」ということについてお話しました。
今回は、受験校を本当の意味で決めるとはどういうことなのか、決め方のコツについてお話します。
前回の記事をご覧になってない方はこちらも合わせてご覧ください。→知らないと危険!?受験生が絶対にしておかなければいけない「自覚」とは?
受験校の決め方とは?
みなさんは、どのように受験校を決めたのでしょうか。
だれかに勧められて?友達に合わせて?自信をもって、そこが自分の受験校だと言い切れるでしょうか。
もちろん、自分の学力を知って合格できそうな学校を確認することは非常に大切です。客観的に成績を把握し、受験状況を知ることは、受験を勝ち抜く上でポイントとなる部分だからです。
しかしもう一度以下のポイントを確認してほしいと思います。
①自分にとって譲れないことを挙げてみる。
部活動が強いところが良いのか、自宅から近いところが良いのか、進学実績を重視するのか…ひとつずつ考えていくと、こだわるポイントが出てくると思います。
合格したあと、どのような学校生活を送りたいのか、将来どうなっていたいのかということから考えていくと、イメージしやすいと思います。
②可能であれば、直接学校を見学し、雰囲気を確認しておく。
どんなに評判の良い学校でも、自分に合っていなければ充実した生活を送ることは出来ません。せっかく頑張って勉強して合格したのに、実際入学してみたらなんだか違っていた、ということがないように、慎重に、十分に考えた上で受験校を決定しましょう。
その他こだわりポイントの例
- 部活動が強い学校が良い
- 自宅から近い学校が良い
- 勉強したい分野に特化している
- 学校施設が整っている
- 進学実績を重視したい
- 学校の雰囲気や生徒の様子が自分にあっている
- 行事の充実度
一口に受験校と言っても、さまざまなタイプの学校があり、決めきるのは非常に大変な作業です。
自分の軸となるポイントについて、一度じっくりと考えてみてくださいね。