行動課題を無理なく続けるポイント

新しい学年や新学期が始まると、「頑張ろう!」と思う子が多いですよね。
でも、その気持ちをちゃんと行動につなげられるかどうかは、最初の準備で決まります。
長年たくさんの生徒を見てきて私たちが感じていることは、「目標をしっかり決めた子ほど、いいスタートが切れている」ということです。
「勉強を頑張る!」と思っていても、何をどのくらいやればいいのかが決まっていないと、うまく動けません。
でも、「次の数学のテストで80点を取る」「毎日30分英単語を覚える」といった具体的な目標があると、すぐに行動できます。
目標が明確だと、やることがはっきりするので、迷わず勉強に取り組めるようになります。
先行条件とは、行動の前に影響を与えるもののことです。
たとえば、家に帰ってすぐゲームをしてしまう場合、ゲーム機が目につく場所にあることが「先行条件」になっています。この場合、ゲーム機をしまっておけば、つい遊んでしまうのを防ぐことができます。
同じように、勉強を始めやすくするための工夫もあります。
・机の上を片づけて、勉強道具をすぐに使えるようにする
・スマホを別の部屋に置くか、使う時間を決める
・「何時から何をするか」を決めてから机に向かう
こうした準備をするだけで、「勉強しよう!」と思ったときに、スムーズに取りかかれるようになります。
勉強をしなきゃいけないのに、なかなか始められないことってありますよね。でも、目標が決まっていて、勉強しやすい環境が整っていれば、「よし、やろう」と自然に動けるようになります。
勉強を始めるハードルが下がると、「できた!」という達成感も得やすくなり、それが次の行動につながるのです。
「やる気が出たら勉強する」のではなく、「勉強しやすい環境を作るから、やる気がなくても勉強できる」という流れを作ることが大切です。
「目標を決めること」と「勉強しやすい環境を作ること」がポイントです。
✔ 目標を決めると、やるべきことが見えてくる
✔ 勉強しやすい環境を作ると、自然に行動できる
✔ 行動が増えれば、勉強が楽しくなり、続けやすくなる
この春、まずは「目標を決めること」から始めてみませんか?
そして、その目標に向かってスムーズに動ける環境を整えてみましょう。
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