中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
前回は小学生の夏休み前にやるべき勉強の準備についてお話しました。
今回は、中学生のみなさんに向けて、夏休み前にやるべきことをお話したいと思います。
夏休みはいつもよりも勉強に使える時間がたくさんありますので、学力をアップさせる絶好のチャンスです。
しっかりと準備をして、時間を有効活用していきましょう。
明確な目標を立てる
まずは、夏休み前に明確な目標を立てましょう。
「苦手な数学を克服する」「1学期に習った漢字をすべて書けるようにする」のような目標でも良いですが、具体的な数字を入れるとなお良い目標になります。
高い目標を持つことは素晴らしいですが、高すぎる目標は失敗につながりかねません。
失敗すると勉強意欲が削がれてしまって、今後に影響が出てしまいます。
そのため、少し頑張れば手が届くような目標を立てましょう。
細かな学習計画を立てる
目標ができたら、次はそれに向けた学習計画を立てていきます。
夏休みは学校から出る課題もありますし、部活もあるかと思います。
1日ごと、1週間ごとの自主学習に使える時間を計算して、学習計画を立てていきましょう。
とくに中学3年生は受験勉強も本格的にスタートしたい時期ですので、より細かな計画を立てられると良いですね。
計画はノートに書きだし、計画通りに勉強できたらチェックを入れて行動を可視化すると自分の努力が分かり、モチベーションもアップします。
夏休み明けに「この夏休みは思うように勉強が頑張れた!」と達成感が持てるように、今から準備をしていきましょう。