中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の田中です。
いよいよ新学期が始まりましたね。
受験本番が日に日に近づいてきました。
ほとんどの部活動で 3 年生は引退し、受験勉強に全力を入れ始める時期です。
その日の行動次第で、他の受験生と差を縮めたり広げられたりします。
決して気を抜けません。
そこで、受験に向けて、9 月からは三本の柱を意識して行動していきましょう。
三本の柱について、ひとつづつ見ていきましょう。
①志望校選び
高校見学などを通じて、志望校も固まってきたことでしょう。
「この高校に行きたい!」という気持ちが、受験勉強の最大のモチベーションになります。
そろそろ、「ここが私の第一志望」と言えるようにしていきましょう。
高校選びについては、こちらの記事を参考にしてください。→「夏休み、勉強以外でやるべきこととは?」
②内申点アップを意識した行動
新学期が始まった日から、内申点の評価は始まっています。
1 学期の通知表で C がついている所はB に、B がついている所は A にすることを目指しましょう。
そのために、まずは、提出物は期限内に出しましょう。
挙手など、授業に積極的な姿勢を見せることも大切です。
内申点については、こちらの記事も参考にしてください。→「内申点って何?【中1・2】」
➂実力向上
9 月からは点数が取れている科目と取れていない科目とでそれぞれに合った勉強のやり方をしましょう。
点数が取れている科目は、実戦に近い勉強を増やしましょう。
例えば、公立高校の過去問を解いたりする、などです。
偏差値が上(60 以上)の高校を目指す方は、特に早めに難易度の高い問題に慣れ、マスターしていきましょう。
点数が取れていない科目は、この時期でもまずは基礎です。
何事もそうですが、特に基礎ができていなければ応用はできません。
まずは基礎を完璧にたたき込んでいきましょう。
反射的にできるようになるまで繰り返すことが大切です。
そこで1年・2年の学校のワークをもう一度解き直しましょう。
3 周するくらいが目安です。
志望校の合格判定で一喜一憂するのではなく、どの教科のどの単元で点数が取れていて、どの単元が取れていないかを分析して下さい。
模試の結果などから、これからの勉強内容(スケジュール)を組み立て、効率的な勉強を考えるのが大事です。
特に平均が取れていない所に関しては基礎からやり直しましょう。
その方が後の伸び方が違うのです。
受験は直前にちょっとやっただけでは思うような結果にはなりません。
志望校に行けるよう、自分の苦手や得意を見極めて、勉強のやり方を変えていきたいものですね。