「やればできた！」を実感させる直前勉強法

1学期の期末テストは、ただの定期テストではありません。

ここで結果が出るかどうかは、「勉強ってやればできるかも」と思えるかどうか――つまり、お子様がこの先1年間、前向きに勉強と向き合えるかどうかに関わってきます。

そして今まさに、その“結果を出すための最後の一押し”が必要な時期です。

間違えた問題の“解き直し”で点数アップを狙う！

直前期には、新しい問題に手を広げるよりも、「今までに自分が間違えた問題」をもう一度解くことが何よりも効果的です。

テスト範囲の中にある“落とし穴”を自分自身で知っているからこそ、それをつぶしておくことで確実に点数が伸びます。

「惜しいミス」で終わらせず、1点ずつ積み上げていきましょう。

単にノートや教科書を読むだけでは、知識が定着しにくいものです。

ポイントは「誰かに説明するつもり」で復習すること。

声に出して言ってみる、自分の言葉でまとめる――それだけで、理解がぐっと深まり、記憶にも残りやすくなります。わかっているつもりの部分こそ、実は要注意です。

焦りや不安を軽減するためにも、「最後に見る用の1枚」を今のうちから作っておくと効果的です。

要点や苦手なポイントをまとめておけば、前日の確認や当日の見直しに役立ちますし、何より「準備してきた」という安心感がお子様の支えになります。

今からでも、できることは確実にあります。ラストスパート、ぜひご家庭でも応援してあげてください。