中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
突然ですが、みなさん暗記は得意ですか。
それぞれに得意不得意はあるかと思いますが、暗記方法を確立してスムーズに学習できたらテスト勉強や受験勉強に役立ちますよね。
そこで今日は、暗記のコツについてお話ししていきますね。
暗記のコツは人それぞれ
「これをすれば絶対に覚えられる!」といった単純な暗記のコツは、残念ながらありません。
なぜなら、人によって覚えやすい方法が違うからです。
そこで重要になるのが“学び方のクセから、自分に最適な暗記方法を確立する”こと。
ここから2回に分けて、どのような暗記方法があるのかを紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
1.書いて覚える
まず一つ目は、書いて覚える方法。これは身体感覚優位タイプの子に向いています。
(身体感覚優位・聴覚優位・視覚優位、それぞれのかんたんなチェック方法は「暗記科目の勉強|自分に合った方法を確かめよう」に掲載しています)
この方法が向いている子はとても多いですが、デメリットとして「時間がかかる」が挙げられます。
計画を立てて取り組まないと、時間が足りなくて勉強しきれなかった!なんてことになりかねませんので、暗記するべきものの量と勉強に使える時間を考えながら挑戦しましょう。
2.声に出して覚える
暗記にはブツブツ呟いて覚える方法も有効です。
これは、聴覚優位タイプの子に向いている方法で、声に出すと自分自身の耳でも聞くことになりますので暗記がしやすいです。
ただ、できる場所が限られるのが難点。図書館などの静かにしなければならない場所では難しいので、声に出せる環境を整えてから始めましょう。
もしも、この暗記方法が優位の場合で静かな場所でも勉強したい場合や場所を選ばすスキマ時間に勉強したい場合は、事前に自分の声を録音⇒静かな場所でイヤホンをして聞く、スキマ時間で聞く、というのもおすすめです。
3.絵や動画などを見て覚える
視覚優位タイプの子には、絵や動画などで覚える方法をおすすめします。
視覚的なイメージとして頭に入ってくるので、より暗記しやすい効果があります。
ただ、ものによっては、その動画がない、上手く使える絵がない、といったことも考えられるので注意が必要です。
ぴったりの絵や動画を探すのに手間取ってしまうと勉強する時間がなくなってしまいますので、全ての暗記に活用できるわけではないのを頭に入れておきましょう。