中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の田中です。
3が日の最後の日ですね。
お参りは済ませましたか。受験生は勉強に明け暮れているかもしれませんね。
さて、冬休み前にもお伝えしましたが、冬休みはぼーっとしているとあっという間に終わってしまいます。
何も対策出来てないのに、気づいたら冬休み明けのテスト直前・・・ということになりかねません。
今回は、休み明けの実力テスト直前に出来る勉強方法についてご紹介致します。
今、テストに向けて何をするべきでしょうか。
ひとつずつご紹介していきます。
①「問題集を解く」「同じ問題を何度も解きまくる」
時間がない時こそ、問題集で同じ問題を解きまくってください。
よくテスト中に「前やったなぁ、なんだっけ?」ということになりませんか。
こうなる理由は、単純な復習不足です。
テスト前日は多くの問題を解きたい気持ちになりますが、
復習の復習も大切にしなければなりません。
そこで勉強時間の 20%はこの冬休み中にやった勉強の復習に充てましょう。
また、難しい問題を捨てるのも一つの手です。
テストで答えを書けるようになるまでには、いくつかのステップが必要になります。
テスト直前では、おそらく間に合わない問題もあります。
自分が覚えきれる暗記の問題などに注力しましょう!
②教科書の長文を読み直す。
英語などは前日にもう一度、テスト範囲の教科書の文を頭から読み直しましょう。
ストーリーが全部理解できるかどうか、わからない単語や熟語がないかどうかの最終チェックを行います。
授業ノートと照らし合わせながら見ていきましょう。
➂夜寝る前に暗記関係を見直す。
英単語、古文単語、理科、社会の用語などで暗記が必要な部分は、夜寝る前に最終チェックをしましょう。
記憶は、寝ている間に頭の中で整理されます。
その為、寝る直前は一番記憶に残りやすく効果的です。
④カンペを作る。
もちろん本当にカンニングするためのものを用意しろと言っているのではありません。
皆さん、カンニングする人の気持ちになってみてください。
もし、あなたがカンペを用意するのであれば、試験監督に見つからないように
小さな紙に自分の不安なこと、覚えきれていないことを書き込むことでしょう。
実は、このカンペを作るという行為。
「だらだらと書かずに要点を絞って書いている」ため、頭の中で知識が整理され、効果的な復習を行っていることになるのです。
またその紙に書いていることは、自分の中で「必ずここは出るだろうという予測が出来るけど覚えきれていない箇所(不安なもの)」です。
そこでこの作ったカンペを通学時間や休憩時間の隙間時間に復習し、テストが始まる前に破り捨てテストに臨みましょう。
よく「次頑張ればいいし」と言うお子さんがいます。
厳しいことを言いますが、今頑張れない人に「次頑張る」はできません。
「明日やろう」は「ばかやろう」です。
「次」 ではなく 「今」 頑張りましょう。