中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の柵木です。
愛知県は、本日私立推薦入試選考日です。
みんなこれまでがんばってきた成果を発揮してきてほしいものです。
中 1,2 の子も、1 年 2 年なんてあっという間に過ぎます。
子どもの方が時の流れは遅く感じる傾向にあるので、本人たちは焦っていないことが多いですが、
受験はもう目の前と考えた方が良いでしょう。
1 年 2 年後に迫る受験に対して、今の時期に何ができるのか考えてみましょう。
そもそも受験に必要なものは大きく分けて 2 つあります。
- 実力点(偏差値)
- 内申点(通知表)
です。
実力点は最終的には受験当日点数です。
極端な話、それまでに実力を上げれば良いのです。
とは言うものの、実力点とは「普段の勉強量」が結果を左右します。
試験には中 1~中 3 までの範囲が出ます。
その中で、中 1~中 2 までの内容が 7 割出ることになります。
今できないことは今できるようにしておくと、受験間近は復習するだけで済みますよね。
つまり、受験の為には今出来ることを着実に増やしていくことが大事なのです。
次に、内申点です。
これは定期テストの点数に加え、提出物や授業に対する積極性、普段の様子も加味されるものです。
よく、「受験に関係するのは中3の時の内申点だから、今は頑張らなくても大丈夫」と思っている子がいますが、
それは大きな間違いです。
中 3 になって部活を引退してから頑張ろうと思っても、そう簡単には上がりません。
絶対評価であるとはいえ、その時期は他の子も同じように頑張り出します。
その中で、内申を飛躍的に上げることは至難の技です。
ではいつ頃、理想の内申点を取っておく必要があるのでしょうか。
例えば、行きたい高校の内申点の目安が 38 だったら、
遅くても中 3 の夏休みが始まる「前」にはすでに 38 を取っておく必要があります。
ただ、それまで内申点が34だった子が、中 3 の夏休み前にいきなり38を取ろうとするのは、
現実的ではありません。
ずばり、中 2 の子は次の定期テストが勝負です。
3 年生になる前に点数を上げきっておけば、他の子が頑張り出した時には現状維持に専念すれば良いのです。
1、2年生のうちに受験を意識することが出来た方は本当にラッキーです。
スタートはもうすでに切っておく必要があります。
今の勉強がそのまま1、2年後の内申点に影響し、受験に関わってきます。
まずは、目の前の学年末テストに向けて準備しましょう。
テスト対策についてはこちらをご覧ください。「大量に記憶するための記憶術」