中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
中学1年のみなさんは、再来年に進路選択や受験を控えていますね。
まだもう少し先ではありますが、今のうちに親が知っておくべきこと、やるべきことをお話ししたいと思います。
進路は早めに考え始めるのがおすすめ
2年生になると1年生のときよりも部活が忙しくなるケースが多く、時間の確保が難しくなります。
慌ただしくなってしまう前に、進路は早めに考え始めるのが吉です。
志望校の決定までは必要ありませんが、進路選択や受験を視野にいれておくと良いでしょう。
自主学習の習慣化
中学校に入学して半年以上が経ち、お子様は家庭学習・自主学習を習慣化できているでしょうか。
日々の自主学習は、受験勉強をする際に大いに役立ちます。
3年生になると受験勉強をスタートさせることになりますが、そのときに自主学習が習慣化できていないと、思うように勉強がはかどらないことも。
自主学習を始めてみると分かるかと思いますが「何を勉強すれはいいか分からない」「どのように勉強すればいいか分からない」といった壁に出会うケースがよくあります。
受験勉強スタート直後にこのような壁に悩むと、焦りを感じて勉強自体がストレスになる可能性も。
スムーズに受験勉強を始められるように、今のうちに自主学習の習慣化をしっかりとしておきましょう。
子どもの考える「未来」を少しずつ聞き出す
将来の夢を問われて、はっきりと「これになりたい!」といえるお子様は実際少ないもの。
とはいえ、どの教科が好きなのか、どんなことを勉強したいのか、自分の得意なこと、についてはなんとなくでも分かっている子も。
「将来就きたい職業」とピンポイントで聞くと答えに困るかもしれませんが、「得意」や「好き」を聞き出しつつ、それに当てはまる職業にはどのようなものがあるのか、どのような学校に行けば学べるのか、を提示してあげることはできます。
また、親御さんがお子様の良い所・特技などを見て、どういった学校・どういった職業が向いているかアドバイスすることもできるかと思います。
「再来年には受験だよ」とお子様に言ってしまうとプレッシャーになってしまうかと思いますが、「受験」といったワードを出さなくても、少しずつ未来を見据えて準備していけると良いですね。