中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
現代の子どもたちにとってインターネットとは、
SNSで友人や好きな芸能人の近況を知ったり、趣味について知識を深めたり、自分のアイデアを世界に発信したり、
と、生活において必要不可欠な存在です。ただ、便利な反面、使い方を誤ると間違った情報に翻弄されたり、犯罪に巻き込まれたり、自分が加害者になってしまうこともあります。
コロナ禍で情報が錯綜している今だからこそ、子どもも大人も、今一度正しい情報リテラシーを見直しましょう。
情報リテラシーって何?
そもそも情報リテラシーという言葉の意味をご存知でしょうか。
情報リテラシーとは、情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉です。大量の情報の中から必要なものを収集し、分析・活用し、目的に合わせて正しく使用できる能力のことを言います。
情報リテラシーが大切な理由とは
インターネット上では、子どもも大人も同じように、情報にアクセス・発信ができます。
だからこそ、子どもであろうが発言には責任が伴うことを忘れてはいけません。
また、間違った情報やデマを鵜呑みにして、物事に対して過剰に怖がったり、怒ったり、傷ついたりするのは、子どものストレスに繋がりかねません。
そのような間違った認識によって、実際の生活に支障をきたすことは避けるべきでしょう。
情報リテラシーを高めるために
①情報収集:発信元を確認する
コロナ禍で、多くのデマはTwitterやYouTubeなどの匿名で情報発信できる媒体から発生しました。
間違った情報におどらされない為にも、情報の発信元と、根拠の信頼性を必ず確認してから情報収集するようにしましょう。
②情報発信:発信して良い情報か確認する
自らが情報を発信する時も注意が必要です。ネット上での発言は「デジタルタトゥー」と呼ばれ、良いことも悪いことも、半永久的に残ってしまいます。
未来の自分が後悔しない為にも、下記の事に気を付けて情報発信を行うよう、お子様と一緒に確認してみてください。
- 誰かを傷つけるような言葉を使っていないか
- 嘘やデマではなく、確かな情報を発信しているか
- 個人が特定できる内容や写真ではないか
- 著作権や肖像権を侵害していないか
今回は、コロナ禍の中で今一度見直したい情報リテラシーについてお話ししました。
今や私たちの生活と切り離すことができないインターネット。より豊かで可能性を広げる為の道具として正しく活用していきましょう。