中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
昨今、自己肯定感という言葉をよく聞きますよね。
先日、自己効力感についてこのブログで少しお伝えしましたが
(まだご覧になってない方はこちらをご覧ください。【前向きに生きる力!】自己効力感を高める方法)
みなさんは自己肯定感と自己効力感の違いをご存知でしょうか。
「一緒じゃないの?」「何が違うの?」と思っていらっしゃる方も多いと思います。
そこで、今回は自己肯定感とは何かについてお話します。
自己肯定感とは何でしょうか。
よく似た言葉に、自己効力感というものがあります。
自己効力感とは「ある課題に対して必要な行動を遂行できると、自分の可能性を認知していること」のことを言います。
対して自己肯定感とは「ありのままの自分を認め、受け入れること」を指しています。
「自己効力感が高い」とはどのような状態でしょうか。
自己効力感が高い人は困難な状況にあっても、自分の力を信じていろいろなことに挑戦していくことが出来ます。
例えば難しい問題が出てきたとき、自己効力感の低い人は、自分にはどうせ解くことが出来ないと挑戦することすらないかもしれません。しかし自己効力感が高い人であれば、自分にはきっと解くことが出来る!とチャレンジすることが出来るのです。
では「自己肯定感が高い」とはどのようなことを言うのでしょうか。
もし、難しい問題に挑戦して解くことが出来なかったら、あなたはどう思うでしょうか。
自己肯定感が低い人は、失敗した自分を受け入れることが出来なかったり、自信を大きく失ってしまうこともあります。
反対に自己肯定感が高い人は、「今回はたまたま失敗してしまったけど大丈夫。次はうまくいくだろう」と失敗した自分を認め、受け入れることが出来ます。
また、冷静に結果を受け入れることが出来るため「何がいけなかったんだろう?」と改善点に目を向けやすくなるでしょう。
自己肯定感を高めると、勉強でも、日常生活のあらゆる場面でも、何か良いことがありそうですよね。
次回は、自己肯定感を高めるメリットについてお話します。