中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
小学生であっても中学生であっても忙しい2学期。毎日があっという間に過ぎてしまいます。
ただ、あっという間に過ぎて、勉強に限らずやるべきことがじゅうぶんにできない日が続いてしまうのは良くありません。
限られた時間のなかで、すきま時間を見つけたり、思ったときにすぐ取り組む習慣をつけていきましょう。
すきま時間は意外とたくさんある
「すきま時間を活用しましょう」と言われても、すきま時間っていつだろう?と疑問に思う子もいます。
朝起きて学校に行き、勉強・部活、帰宅して宿題をやったり塾に行ったりして、夕飯・お風呂・明日の準備など・・・すきま時間なんてない!と思うのも無理がありません。
ただ、実際にはすきま時間は意外とたくさんあるものです。
- スマホを触る時間
- 通学途中
- お風呂の順番を待つ時間
- 食事の前後の時間
ライフスタイルや年齢によって差はあるものの、生活を見直してみると、すきま時間の多さに気づくはずです。
後回しにしないクセをつける
いざ頑張ろうと思っても、やるべきことを後回しにしてしまうと結局は行動できずに終わってしまいます。
そのため、やるべきことはやろうと思ったときにすぐ行動に移す、後回しにしないクセ付けも重要です。
どうやってすぐやるクセをつけるのかというと、気持ちの問題になってきてはしまうのですが、やろうと思ったときにすぐ公言するのも一つの手です。
やろうと思った瞬間に声に出すと自分の耳でも聞くことになるので、意識がそちらに向きますし、家族に言った手前やらなければいけないという意識にもなります。
そうすると、後回しにせずにスムーズに行動に移せるようになるメリットがあります。
準備も大切
すきま時間を確認してやろうと思ったことは後回しにしないようにしても、そのタイミングで道具がそろっていなければ、やっぱり“あとで”“そのうち”となってしまいますよね。
そのうちにあきらめてしまうこともあるかと思います。
例えば勉強では、すきま時間に英単語を覚えようと思っても、勉強道具を用意するのに時間がかかる、どの教材を利用するか考えているうちにすきま時間が終わってしまう、などが起こり得ます。
そのため、常に手の届くところに単語帳を用意したり、今日のすきま時間でここを勉強すると決めたりするのがポイントです。
勉強以外のことで言っても、例えば、前日に明日の学校の準備をしなければならないのに、結局当日の朝に準備をすることになってしまっている子もいるかと思います。
そのようなときは、歯磨きをして布団に入る直前の5分を使って、必ず翌日の準備をするようにしましょう。
(このタイミングで翌日のすきま時間に勉強したいものの準備をするとなお良いですね!)
忙しくしていると毎日があっという間に過ぎてしまう、やりたいことができなかった、といった経験は親御さんもあるかと思います。
学生のうちに上手な時間の使い方を覚えておくと、社会人になってからもメリットばかりです。ぜひ今回の記事を参考に、やるべきことをしっかりとできるような時間の使い方にチャレンジしてみましょう。