中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
みなさんは勉強するとき、時間を計っていますか。どの勉強にどのくらいの時間がかかるのかを計ることで、さまざまなメリットを得ることができます。
今回は、勉強するときに時間を計ることをおすすめする理由についてお話します。
メリット① 今後の勉強計画が立てやすくなる
勉強するときに時間を計ることを習慣にすると、どの勉強にどのくらいの時間がかかるのかが体感的にわかるようになってきます。
そうすると、「15分あるから基礎問題を3問解こう」「この日は1時間時間が取れるから、応用問題に挑戦してみよう」など、勉強の計画が立てやすくなります。
自分が勉強に必要とする時間がわかれば、部活動や毎日の予習復習、宿題など、忙しい中でも勉強時間を確保する手助けになるでしょう。
テスト前の対策を立てる時や、テスト中の時間配分にも役立ちますよ。
メリット② 「時間を計る」という目的ができる
勉強するときに時間を計ることを習慣にすると、「時間を計る」という目的ができます。
問題集などに記載されている所要時間を参考にしたり、自分なりに制限時間を設けたりすることで、漫然と勉強することなく、より能動的に勉強に取り組むことができるでしょう。
前回よりも速く解けるように挑戦するなど、ゲームのような感覚で楽しみながら勉強するヒントにもなります。
テストでは、速く、正確に問題を解くことが必要になるので、練習と思って取り組んでみましょう。
集中力を高めることができる
少ししか時間がないと思ったとき、驚くほど集中できた、という経験はありませんか。
時間を計って勉強すると、程よくプレッシャーがかかり、集中力を高めて効率よく勉強を進めることができます。
だらだらと1時間勉強するより、集中して30分取り組んだほうが効率よく、内容もしっかり頭に入るものです。
勉強は量も大切ですが、どれだけ集中して取り組めたかという質も大切にできると良いですね。
時間を計って勉強するメリットをお分かりいただけたでしょうか。
さっそく今日から時間を計って勉強してみてくださいね。