中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
小学生・中学生の皆さんは、休みの日に何をしているでしょうか。
親御さんは休みの日のお子様を見て「何もせずダラダラしている」と感じることもあるのではないでしょうか。
「勉強しなさい」「宿題は終わったの?」と声をかけても、なかなか素直に動かずにイライラしてしまうことも。
そこでこの機会に休みの日の過ごし方について、親子で考えてみませんか。
まずは行動を仕分けしよう
休みの日は自由に使える時間がたくさんあります。
かといって、とくに何もせずにダラダラと過ごしてしまうと、あっという間に夜になってしまいますよね。
有意義な休みを過ごせるように、まずは「やりたいこと」と「やりたくないこと」を考えてみましょう。
さらに、「やるべきこと」と「やらなくてもいいこと」はどうでしょうか。
優先すべき行動・必要な行動を考えよう
休みの日の行動を上記の4つに分けると、重複する項目がでてくるかと思います。
たとえば「やりたいこと」と「やらなくてもいいこと」にゲームが当てはまったり、「やるべきこと」「やりたくないこと」に苦手科目の勉強が当てはまったり。
「やるべきこと」⇒「やりたいこと」
この順番で、優先すべき行動と必要な行動を考えましょう。
「やるべきこと」に苦手科目の勉強があるのであれば、これが最優先です。
そして「やりたいこと」にゲームが当てはまるのであれば、勉強後にゲームをしてもOKです(ただし、時間は守らなくてはいけませんが)。
生活に反映してみよう
優先順位や必要な行動を実際の生活に反映してみましょう。
- 学校の課題
- 自主学習1時間
- 自分の部屋の掃除
- お手伝い
- ゲーム
たとえば、このような行動パターンが作れるかと思います。
「やるべきこと」には期限を決めると、より優先順位が分かりやすくなります。
ついつい必要な行動や優先順位の高いものを後回しにして、やりたいことを優先させてしまうお子様もいるかと思います。
「やりたいことは、やらなければならないことをやってから」を念頭に、有意義な休みの日を過ごせるといいですね。
ぜひ今回の記事を参考に、お子様と休みの日の行動について話し合ってみてください。