行動科学で2学期の苦手単元を克服!楽しく学ぶ学習習慣作り
こんにちは!個人指導専門塾の岡田です。
急に秋らしい気候となりましたね。涼しい反面、雨や曇りが続いていますが、みなさん気が沈んだんりしていないでしょうか?
今回の記事は、そんな気が沈んだ状態でも「やらなければならないことを継続してやる」コツをお伝えしたいと思います。
はじめに、「やらなければならない事があるのに行動しなくなってしまう」のはなぜだと思いますか?
例えば、明日までの宿題、今度の定期テストに向けての勉強、間違い直し、、、、。
案外、「何となく」ではありますが、子どもは「やらなければいけないこと」を理解しています。
でも、それが嫌なことであれば、「何から手を付けていったら良いか分からない」「ほかに優先しないといけないことがある」といった、やるべきことをやらなくても良い理由を探して行動しなくなります。
このことを逆手にとって考えると、やらなくても良い理由を作らない環境作りが、行動を継続させていくのに必要不可欠であるといえます。
そこで、やらなくても良い理由を作らない環境の作り方をお伝えします!
お伝えしたいのは、「スイスチーズの法則」です。ネズミにかじられて、穴がたくさん開いているチーズから名づけられました。
これは、ネズミがかじれるところから少しずつチーズをかじっていくように、出来ることから確実にやり切ってしまうという考え方です。
例:英単語をテストまでに50単語覚えないといけない。でも今日1日で50単語覚えるのは難しい・・・。⇒今日は3単語だけ覚えよう、その次は5単語、その次の日は8単語・・・
このように、スタートはだれでも達成できそうな目標(スモールゴール)を立て、それが出来たらほんの少しずつ負荷を与えていき、最終的には一番最初に決めた目標を達成する、という方法です。
大切なのは、目標達成のためにやるべきことを具体的に、明確にする、ということです。
そうすることで「何から手を付けたら良いか分からない」という行動しない理由を遮断させます。
さらにこの方法でポイントなのは、「あえてすべてやり切らない」ことです。
例えば、
今日、数学の方程式の計算問題を30分で20問解く予定
⇒30分経過したとき、16問目の計算途中だったが、あえてそこで中断する。
あえて中断することにより、常にやらなければならないことが頭の中に優先順位として残るようになり、自然と「やらなきゃ」という考え方にもっていく事が出来ます。すると、勉強も継続出来てしまうのです!
集中力が続かず、勉強に身が入らないのであれば、一度環境面から変えてみてはいかがでしょうか?