中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
新年度スタートまで約2か月ですね。
小学6年生の皆さんの中には、中学校での勉強についていけるかな、と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
実は、中学校の勉強でつまずく大きな原因は3つに分けられます。
逆に言ってしまえば、その3つをクリア出来ればむやみに心配する必要はありません。
今回は、その3つのポイントについてお話します。
ポイント①「正しい勉強のやり方を身につけよう」
皆さんは「正しい勉強」とはどのようなものだと思いますか。
例えば「間違い直し」。
間違い直しの目的は、①何を間違えたのか、②どうして間違えたのか、③同じ間違いをしないためにはどうすれば良いのか、を考えることです。
皆さんの間違い直しは、単に答えを書き写しただけになっていませんか。
正しい方法で勉強しなければ、効率よく学力を伸ばしていくことは出来ません。
今のうちに正しい勉強法を身につけておきましょう。
ポイント②「学習習慣を身につけよう」
皆さんは、宿題の他に毎日どれくらい勉強しているでしょうか。
中には、全くやっていない、という方もいるかもしれません。
5教科で400点以上を取っている生徒が、毎日どれくらい勉強しているかというデータを取ったところ、大体30分~60分という方が一番多いという結果でした。
テストの点数が高い人は、毎日何時間も勉強していると思われがちですが、意外にも1時間未満という方が多いのです。
ポイントは「毎日」勉強すること。
部活動などで忙しくなる前に、宿題以外の学習習慣を身につけておくことが非常に重要です。
ポイント③「基礎学力を身につけよう」
中学校で習う内容は「全く新しいこと」ではありません。
実は、小学校で習った内容を深堀したものが多いのです。
つまり、小学校で習う単元すべてが、中学校での勉強の基礎学力であると言えます。
例えば、歴史の江戸幕府。小学生の教科書では19ページの解説がありますが、中学生の許可書では49ページにわたって解説されています。
小学生の時の予備知識があったほうがスムーズに内容を理解出来るであろうことは明らかですよね。
このように、今学んでいる内容は、中学校での勉強に繋がっているのです。
いかがでしたか。
今のうちに3つのポイントを身につけて、幸先の良いスタートを切りましょう。