中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
小学生の親御さんは「うちの子は何に興味があるんだろう?」「興味のあることをもっと伸ばしてあげたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。
知的好奇心は、その子の個性・特性を活かすだけではなく、勉強に意欲的に取り組むことにもつながります。
今回は、子どもの知的好奇心について、2回に分けてお話ししていきますね。
知的好奇心がある子ってどんな子?
“知的好奇心”とは、「知りたい」という好奇心 + 知識や理解を深めたいという気持ちのことを指します。
どんな子にも備わっていると言われていますが、知的好奇心が高い・低いの差はもちろんあります。
知的好奇心が高い子には、具体的に以下のような行動がみられます。
- 興味があるものをじっと見ている
- 興味がある物に近づく・触ろうとする
このような行動がたくさん見られる子ほど、知的好奇心が高かったり、興味の対象の幅が広かったりします。
知的好奇心が高いとこんな良いことがある!
知的好奇心が高いと、行動力・自発性・意欲などが引き出されるメリットがあります。
知的好奇心は知的活動を動機づけるものの一つです。“学び”といった面で大きな強みになるのです。
- 行動力が身につく
興味があるものに対して「理解を深めたい」という探求心が生まれるので、行動する力が身につきます。
- 自発的に行動する
知的好奇心が高いと「もっと知りたい・学びたい」と思うので、自発的な行動力が養われます。
- 学ぶことに意欲を持って楽しめる
学ぶことに意欲を持ち、楽しいと思いながら取り組めるようになります。
このように、知的好奇心が高いと意欲を持って自発的に勉強に取り組めて、さらにそれを楽しいと感じることができるメリットがあります。
「勉強しなさい」「宿題はやったの?」と声掛けしなくても、自ら進んで勉強をする子になってくれたら、親としてはとても嬉しいですよね。
学びに積極的に取り組む子になれるため、【知的好奇心が高い=無限に広がる可能性を持っている】とも言い換えられるかと思います。
次回は、知的好奇心を高める方法についてお話ししていきたいと思います。