目標達成の為に必須のプロセス「行動課題」とは!?

行動科学において、増やしたい行動または減らしたい行動をターゲット行動と呼びます。
期末テストに向けて増やしたいのは、勿論「勉強する」という行動です。
一方、増やしたいターゲット行動、つまり「勉強する」という行動をジャマしてしまうものを「ライバル行動」と言います。
ライバル行動とは、勉強において言うと、
などです。どれも「勉強する」という行動のジャマになるものです。
お子さんを見ていて、こういう場面に心当たりはありませんか?
「勉強する」という行動を増やしていきたいという気持ちに反して、ライバル行動の割合が増えていってしまう・・・
というお子さんは多いものです。
このことに着目すると、
「勉強する」という行動を増やしていくためには、ライバル行動を抑えていく必要があることが分かります。
ライバル行動を抑えるための大切なポイントは、
- 環境を整える
- 誰かに協力してもらう
この2つです。
スマホやテレビ、ゲームなどが、目に入るところに置いてあっては、勉強に集中出来ないのは明白です。
まずは、それらのライバル行動を引き出しかねない物を、勉強する部屋に置かないよう徹底していきましょう。
ただ、お子さん自身がその必要性を感じ、自分の意志でやることは難しいものです。
そこで、保護者の方や周りの人が預かるなど、協力をしてあげましょう。
私も、テスト勉強の時期には
「勉強するときはテレビのない部屋でやること」
「自分の手の届くところ、目に入るところには時計やテキストしか置かないこと」
を徹底していました。
また、私の母は、私がリビングからなかなか勉強する部屋へ動かないなと思ったら、テレビを消し、
私が勉強に取り掛かってある程度時間がたつまでは、そのままテレビを消してくれていました。
最初はイライラもしましたが、それをやってくれていなかったら、全然勉強していなかったと思います・・・。
自分一人でなかなかライバル行動に打ち勝てないという時は、周りの協力が必要になります。
保護者の方が少しお手伝いしてあげると、本人の「勉強する」という行動を応援することが出来ます!
テスト勉強を始めるその前に、
勉強におけるライバル行動が何なのかを分析し、取り除く準備をしていきましょう。
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