中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の中村です。
さて、GWが明け、いよいよ新学期のテストがはじまります。
中学1年生の方は、はじめてのテストですね。
今日は、テスト週間に保護者の方にやってもらいたいことを紹介していきます。
ところで、テスト以前の問題ですが、お子さんは勉強していますか。
部活で疲れた・・・
今日は友達と遊びに行く・・・
など 何かと理由をつけて勉強に取り組んでいない子もいるかもしれません。
特に、中学生になったばかりのお子さんをお持ちの保護者さんは心配ですよね。
お子さんはまだまだ中学生です。大人のチェックは必要です。
何も言わなくても親として、お子さんの学習面のチェックはしてあげましょう。
下記のようなケースがある場合は要注意です。
・家で勉強している様子がない。
・テストの1か月前になってもテスト勉強をはじめていない。
・テスト勉強って何すればいいの?と質問してくる。
・すでに学校の勉強で分からないところがあり、そのままになっている。
・体調を崩している。
・1日の学習時間が2時間以下。
などなど、危険信号がいくつかあります。
チェックしてあげられるのは保護者の方だけです。
こういった場合は、すぐ対処してあげないと定期テストの結果に響きます。
最初のテストは、中学校の先生が優しさで点数を取らせてくれたとしても、
次のテストから成績が下降していくお子さんも少なくありません。
「最初は本人に任せてみよう」では、中学2、3年生で取り返しのつかない結果になるかもしれません。
保護者の方からみて、ちゃんと頑張っている、考えて工夫して勉強している様子なら任せてもいいですが、
学習面で不安な状態での任せてみよう、はよくありません。
私がお預かりしたA君は、学校からのテストの課題のみをテスト勉強と思い込み、
部活が活動停止になる(テストの5~7日前)から必死に夜遅くまで課題をこなして、
テスト当日は、ほぼ寝不足状態か徹夜で迎える生徒でした。
結果、テストはボロボロです。
でも、自分は課題をやっているので、テスト勉強はやっていると言っています。
Aくんの「テスト勉強のやり方」と「スケジュールを変える」
日々の生活習慣と学習習慣を改善することから取り組みをはじめました。
習慣を変えたのが、中学校1年生の比較的早期だったため、
何とか学年末には、目標の点数を取ることができました。
そこまで時間がかかった理由は、恐ろしいことに小学校で身についた学習習慣が影響していたからです。
文章題などを解けるようにするうえでは、小学校の復習の時間も確保する必要があったため
目標の点数をとれるまでに時間がかかったのです。
お子さんの学習面の最初のセーフティネットになってあげられるのは、保護者の方しかいません。