受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
定期テストが返ってきたら、まず初めにやることは「間違い直しをする」です。
点数だけ見て一喜一憂するのではなく、自分が間違えた問題の正しい答えは何だったのかをしっかりとチェックしていきましょう。
・・・と、ここまではテストが返却されたときの授業で、解説とともに行っている学校も多いです。
今回は、そのあとの自分でやるべき行動についてお話ししていきたいと思います。
間違えた問題の分析
定期テストが返ってきて間違い直しをしたら、間違えた問題の分析をしていきましょう。
この分析はとても大事。これができるとここからさらに学力アップにつながっていきます。
定期テストはテスト前の勉強も大切ですが、それと同じくらいテスト返却後にどう過ごすかが重要になります。
具体的な分析方法は以下の通りです。
- 「どういった問題を間違えたのか?」
これを見ていくと自分の間違いやすい問題傾向を知ることができます。 - 「なぜ間違えた?間違えた理由は?」
計算間違い、ケアレスミスなど、問題によって間違った理由が異なりますが、これが分かると今後の注意点が見えてきます。
さらに、分析をしながらも問題の間違いと正解について考えますので、正しい答えやその解き方の記憶定着が図れるメリットもあります。
テスト前の勉強を振り返る
テスト勉強をしたときとテスト結果を総合的に振り返って見て、どうだったかを考えてみましょう。
【思ったよりも点数が取れた】
その科目の勉強法が合っていた・じゅうぶんな勉強時間が確保できていた
⇒次も同じように勉強すれば良い
【思ったよりも点数が取れなかった】
その科目の勉強法が合っていないか、勉強時間が足りていないことが考えられる
⇒改善が必要
これはテスト勉強~定期テスト当日までの自分を振り返り、次の定期テストに活かすためです。
勉強の仕方が効率的ではなかった、上手な勉強方法が分からない、といった場合は、学校の先生や塾の先生に聞くのも一つの手です。
分析や振り返りができたら、間違えた問題をもう一度解き直しましょう。
定期テスト返却後の基本は「間違い直し⇒解き直し」ですので、しっかりと取り組んでいきたいですね。