受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
少し前に、新年度の目標の立て方や行動目標についてお話ししました。
勉強や生活においての行動目標を決めたら、その行動を習慣にしましょう。
今回から3回に分けて、新年度がスタートした今から始めたい“習慣化”についてお話ししていきます。
第1回目となる今回は、習慣化のメリットを見ていきましょう。
自分に自信がつく
自分の決めた行動目標を習慣化できると、自分に自信がつくメリットがあります。
「取り組んで続けられた」「できるようになった」といった達成感が自信につながり、さらに今後のモチベーションにもなります。
習慣化できると行動することが苦にならない
習慣化する前は「やるのが大変だな」と思っていたことでも、習慣になると行動することが苦にならなくなります。
たとえば「毎日1時間勉強するなんて大変」「1日も休まず読書するなんてムリ」と思っていても、いざ習慣化してしまえばそれが“当たり前”になりますよね。
私たちが歯みがきをしたり、ご飯を食べるまえに「いただきます」といったりするのと同じように、当たり前の決まりきった行動となるのが習慣化です。
行動を確実に積み重ねられる
勉強を行動目標にした場合は、勉強時間を確実に積み重ねていけます。
それによって学力がアップしますし、記憶の定着も図れます。
ウォーキングを行動目標にした場合では、毎日の積み重ねで体力がつきますし、感染症などにもかかりにくい丈夫な身体が手に入ります。
同じように、お手伝いを習慣化すれば、家族の一員として役割をきっちり果たせる人に成長できる、家庭での日常がスムーズに進む、などのメリットを得られます。
どのような行動目標であっても、努力して習慣化すると、得られる効果は大きいです。
大変そうな“習慣化”ですが、メリットがたくさんありますので、新年度の今からぜひ始めてほしいと思います。