中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の服部です。
今回は「算数は大事!」ということを伝えたいと思います!
私の記事では色々な算数・数学の勉強法について書かせていただいていますが、
その土台には「小学校の算数」があります。
塾の講師として保護者さんと話す機会がある中で、思うことが一つ。
「小学校の算数を軽視していませんか?」
算数と数学にはこんな違いがあります。
算数は「計算の正確性や正しい結果を得る事」に価値がおかれています。
数学は「正確な答えではなく、答えに行き着くまでのプロセス」に価値がおかれています。
では、ここで考えてみてください。
数学で計算力は付くと思いますか?
答えは限りなく「NO」に近いです。
数学で重要視しているのは「プロセス」です。
よって、丁寧に計算の仕方を教えてくれません。
「1+1=2だよ」っと教えてくれるのが算数です。
「では、なぜ、2になるのか?」を考え学ぶのが数学です。
よって、計算力は算数でしか身に付きません。
前回、説明した通り「足し算」は普段から使っているので皆さん暗算が出来ます。
でも、ほかの計算は滅多にしませんよね?
算数は計算の仕方・形を覚えれば出来る問題です。
なので、形(計算のルール)をしっかりと覚えなければならないのです。
中学の試験となれば 計算問題が約3割でます。
ここで計算がわかっていなければ捨てることになるのです。
勉強の基本は「読み書き計算」です。
中学生で「数学」が苦手な子は実は小学生の計算が全くできていない子が大半です。
でも、『計算が苦手かも?』と感じていたら大けがする前に治療しましょう。
中学3年が近くなると塾に来られる保護者さん・生徒さんは多いです。
でも、正直、『本当に時間が足りない』ってことが多いんです。
風邪から肺炎になって病院に行くのと一緒なんです。
「なんで、こんなにほっといたんですか!」って言いたくなっちゃう時もあります。
なので、「算数」は軽視せず本当に気を付けておいてください。
「算数」は本当に土台の部分なので、特に4,5年生はミスがあれば修正をしてあげてください。