中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。教室長の丹下です。
9月になりました。いよいよ新学期が始まりましたね!
2期制の方も、夏休み明け心機一転再スタートといったところでしょうか?
再スタートということで、私も生徒たちと改めて通知表の話をしたり、2学期の目標を確認したりしています。
そこで今回は、「目標を決めてスタートを切ろう」をテーマにお話します。
何か新しいことを始めるときは、「これをできるようにする」「これを達成する」と目標を立てることから始まると思います。
そのために「これを毎日やる」「これを心がける」など、目標を達成するためにどうすれば良いか考えてから、物事を始めます。
新学期がスタートした今、ぜひ何か目標を決めてこれからの学校生活を送ってほしいですね。
目標と言っても難しく考えることはありません。
「次の通知表ではここまで成績を上げる」「次のテストは〇点とる」という大きな目標から、「1日1回は発言をする」「忘れ物をしない」などの小さな目標まで。
何でも構いません。小さな目標でもそれを達成していくことで、達成感が得られます。
大きな目標ほど得られる達成感は大きいですが、長期間で1度しか味わうことができません。
小さな目標は、小さいかもしれませんが、何度もその達成感を味わえます。積もれば大きな効力感となります。
また、決めた目標は誰かに伝えてみてください。
保護者の方は、ぜひお子様の目標を聞いてあげてください。一緒に決めてあげるのもいいです。
意外と一緒に決めたことって覚えているものです。
それは私が生徒と面談しているときによく感じます。
通知表が返ってきたときに話したことを「どうせ覚えていないだろう」と思いながら、3か月後同じように通知表を手に聞くと、
「○○だよね!」とすぐに返してくれる子が多いです。
保護者の方にとっては、お子さんを褒める機会を増やすことにつながりますし、
お子さんも目標を達成できる上に、親に褒めてもらえて、二重に嬉しいと感じることが出来ます。
なんとなく始める、始まる、のはやめましょう。
何か「これ!」というものを決めてから取り組めば、思った以上の結果が出るはずです。