中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
いよいよ私立受験本番が近づいてきましたね。学校ごとに試験日が異なりますが、受験まで残りひと月程度の学校が多いと思います。
そこで、私立受験1か月前にやるべき勉強についてお話します。
時間制限を設けて勉強する
入試本番までひと月を切ったら、時間制限を設けて問題を解くようにしましょう。
練習と本番の大きな違いの一つは、制限時間があるかどうかです。
例えば、50分で解かなければいけない問題を55分かけて解いたとしても、本番では時間が足りず0点になってしまいます。
どのくらいの量であれば、どのくらいの時間が必要なのか。自分自身の感覚を掴むために、時間を計って問題を解く練習をしましょう。
その際、実際に必要な時間よりも少しだけ早く解けるような練習をしておくと、本番で焦ってしまった時にも安心できますよ。
過去問を解く
冬休みには過去問に挑戦してみようというお話をしましたね。(詳しくはこちらをご覧ください。「冬休みの有意義な過ごし方~受験生編~」)
取り組めた方は見直しをしたり、まだ解いていない年度の過去問にも挑戦してみましょう。
第一志望の学校の過去問は、最低3年分は解いてください。まだ取り組めていない人は、このタイミングで過去問を解いてみましょう。
過去問を解くときのポイント
過去問を解くことのメリットは、出題の傾向を掴めることだけではありません。
時間内に解けているかのチェックや正答率のチェックにも役立ちます。
時間を計って取り組むことはもちろん、実際のスケジュールに合わせた教科順に解いてみる、解答用紙がついている場合は用紙をコピーして解いてみるなど、取り組み方も出来るだけ本番に近づけるよう意識してみましょう。
問題の出題傾向、問題の順番、問題の量、問題の出題形式に慣れておくことは思っているよりも重要なことです。
それでなくとも本番は緊張しているもの。易しい問題でも、緊張したり焦ったりすると解けなくなってしまうことも。
実際の試験で焦ることのないよう、本番さながらの環境を作り、雰囲気に慣れておきましょう。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。