中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
3学期のスタートになりますが、私立高校の入試を控えた受験生は焦りが出始める時期かと思います。
「もう時間がない」と思ってしまうと、なかなか勉強もはかどらなくなってしまうもの。
しかし、今からでも遅くありません。
私立高校入試を受ける中学生は、以下の3つに重点をおいて勉強をしていきましょう。
とにかく過去問をたくさんこなす
私立高校の入試を受ける子は、とにかく過去問をたくさんこなしましょう。
最低でも3周、理想は5周です。
「同じ問題を何度もやると、答えを覚えてしまって意味がないのでは?」と思う子もいるかと思いますが、そんなことはありません。
繰り返し問題を解くことが記憶の定着につながり、学力もアップする効果があります。
ノートのまとめ作業に重点をおいていた子も、過去問をたくさん解くことを実践していきましょう。
分からないところは聞く
今の時点で分からないこと、理解しにくい部分がある子は、学校の先生や塾の講師、友だちなどに聞いて解決するようにしましょう。
「自分で調べる」「自分で導き出す」というのは、勉強においてとても重要ですし、記憶が定着しやすくなるのも事実です。
しかし、入試本番までの期間が短くなってきた今この段階からそれを始めるのは得策ではありません。
分からないことを人に聞くと、今まで自分になかった視点を発見できたり、より分かりやすい考え方を教えてもらえたりするメリットがあります。
分からない部分は早めに解決するのが成功のカギですので、遠慮せずにどんどん聞いていくようにしましょう。
当日と同じ時間で解いてみる
過去問を解くときは、入試当日と同じ時間で解いてみましょう。
9:10~10:00国語
10:15~11:05数学
11:20~12:10社会・・・
のように、当日の日程に沿って過去問を解いていくと良いでしょう。
入試当日までに最低でも2回は、このような時間割で問題を解く日がつくれると良いですね。
また、勉強以外の部分では、志望校までの道のりを把握しておくのも大切です。
入試当日までに体調を崩して勉強できない日があるともったいないので、体調管理にも気をつけて過ごしましょう。
勉強はやればやっただけ成果が出ます。今からでも遅くないので、しっかりと入試に向けた勉強をしていきましょう。