夏休み中盤、「計画どおりにいかない」は悪いことではありません

8月になると、夏休みの生活にも少しずつ慣れてきます。
一方で、
「最近、起きる時間が遅くなってきた」「夜寝るのが遅くなってしまった」「朝はなかなか起きてこない」
というご家庭も増えてくる時期です。
夏休みくらい少し夜更かししてもいい、と考えることもあるでしょう。
もちろん、休みの間に普段よりゆっくり過ごすこと自体は悪いことではありません。
ただ、生活リズムの乱れが続くと、勉強だけでなく、食事や遊び、体調などにも影響してきます。
そして何より、2学期が始まってから生活を元に戻すのが大変になります。

夏休みに勉強時間が減ってくると、「もっと勉強しないと」と考えがちです。
しかし、実際には「勉強時間」だけを増やそうとしてもうまくいかないことがあります。
朝起きる時間が大きくずれ、午前中を寝て過ごし、午後から活動する生活になっていると、机に向かうことそのものが難しくなってしまうからです。
だからこそ、生活リズムが崩れてきたと感じたら、まずは起きる時間を整えることから始めてみましょう。
いきなり学校と同じ時間に戻す必要はありません。
まずは毎日なるべく同じ時間に起きることを目標にするだけでも構いません。

一度遅くなった就寝時間を、急に早く戻すのは簡単ではありません。
「今日から9時に寝なさい」と言われても、なかなか眠れないこともあります。
そのため、少しずつ調整していくことがおすすめです。
例えば、
など、生活の中の小さな部分から見直していきます。
特に、朝起きたあとに光を浴びることや、朝食をとることなど、朝の習慣を整えることも意識してみましょう。

夏休みの終盤になって、「そろそろ学校の時間に戻さないと」と急に生活を変えようとすると、お子様にとっても負担になります。
そこで、まだ時間のある今のうちから、少しずつ学校生活に近いリズムへ戻していきましょう。
保護者の方も、「早く寝なさい」と毎晩注意するだけではなく、
と、お子様自身に考えてもらうのも一つの方法です。
自分で生活を調整する経験は、将来の自己管理にもつながります。

夏休みは、自由な時間が多いからこそ、生活リズムを自分で管理する練習ができる期間でもあります。
毎日完璧に同じ生活をする必要はありません。
ただ、夜更かしや朝寝坊が続いているなら、まずは「起きる時間」を整えるところから始めてみてください。
2学期を気持ちよくスタートするための準備は、もう始めることができます。
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