受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
論理的思考力とは、過程や結論を「筋道を立てて考える・理解して分かりやすく説明できる」といった力です。
大人の私たちが社会で生活するうえで必要な能力とも言えますが、子どもにとっても重要なものです。
子どもにとっての論理的思考力の重要性
「ロジカルシンキング」とも呼ばれる論理的思考力。物事を正しく理解し解決するために大切なスキルなので、子どものうちから見につけておきたいものです。
文部科学省での学習指導要領でも思考力、判断力、表現力の育成や習得が必要不可欠とされていて、「思考力」とは主に論理的思考力のことを指します。
論理的思考力が高い子は、物事の関係を比較したり分析したりして考えることができます。
また、自分の経験や知識をもとにして物事を判断し解決に導けます。
さらに、筋道を立てて分かりやすく相手に説明することができます。
それに加え、課題を発見して新たなアイデアを生み出すことも可能です。
このような力は、学校でも、社会に出てからも、生きていくために必要な力であると言えます。
論理的思考力が役立つ場面とは?
論理的思考力が高いと、勉強や受験のような場面で、どう役立つのでしょうか。
- 国語や英語の文章読解が得意になる
- 算数・数学・理科の文章問題に強くなる
- 作文や読書感想文が得意になる
- 社会の資料を見て答える問題が読解できるようになる
論理的思考力が高いと、勉強も理解しやすくなります。
さらに、コミュニケーション能力も向上するため、受験では面接でも有利に。
論理的思考力は早いうちから見につけておければそれだけ勉強や受験で役立ちます。
普段の会話で抽象的な言葉を具体的な言葉に変える、本質を考える、根拠を示す、などを意識すると、論理的思考力が身についてきます。
「勉強が得意じゃない」「受験に向かって頑張りたい」といった子ほど、論理的思考力を養うのがおすすめです。