中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは!個人指導専門塾の岡田です。
気温はすでに夏真っ盛りですね!暑い日が続き、クーラーの効いた部屋で過ごすことが多くなりましたが、
涼しい環境に慣れてしまい夏バテにならないよう過ごしたいものですね!
さて、先週に引き続き期末テストから夏休みにかけての勉強のやり方についてお伝えしたいと思います。
今回は、社会の勉強のやり方を夏休みで習得し、2学期に社会で好スタートを切ることが出来た、私の教室生徒のMさんの実例をご紹介します。
Mさんは数学や英語といった思考力が必要である科目はしっかりと点数を取っていましたが、社会を中心とした暗記科目の点数が取れず、伸び悩んでいました。
Mさんの過去の社会のテストの解答についてヒヤリング・分析した結果、
年表や年号を答える、並びかえる問題がどうしても覚えられない事が分かりました。
Mさんに暗記法を聞いたところ、何回も年号の丸写しをし、書いて覚えるといった方法でした。
こういった暗記方法で覚えられる生徒もいますが、苦手な生徒からすればかなり効率が悪い方法です。
そこで、Mさんには
・単語カードを用意してもらい、テストに出てきた語句を書く
・その際、表面は年号、裏面にはその出来事や人物を書く
・単語カードを全て裏面にしてバラバラにして並べ、それらを年号順に並べていくという練習をする
上記の暗記方法を、社会の勉強に取り組む時間の内、初めの10分間、毎日続けてもらいました。
その結果、Mさんは1学期末から夏休みの2か月間で、点数を15点も上げる事に成功し、内申点も初めて「4」を取ることができました。
この暗記法自体、パズルを解くような感覚でどの生徒にも好評です!
社会を苦手としているお子さんが始める勉強のきっかけとして有効なものなので、ぜひお試しくださいね。