受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
今年が始まって、1カ月が過ぎました。
「早いな」と感じる子もいれば「まだ1カ月?」と思う子もいるでしょう。
この段階で、いちど年始に立てた目標の見直しをしましょう。
もしも、思った通りに進んでいなければ、軌道修正が必要です。
目標の見直し方
目標を見直す具体的な方法には、以下があります。
- 達成度を確認
- 成果物(内容)を確認
- 行動に無理がなかったか確認
目次
1. 達成度を確認
この1カ月間、毎日1時間の勉強ができたか否かをチェックします。
「ほとんどの日はできたけど、2日間だけ30分しか自主学習ができなかった日があった」
「毎日できたし、30分プラスで勉強した日も何日かあった」
など、振り返ってみましょう。
「苦手な英語を克服する」などの目標を立てた子は、今どのあたりまできているかな?1カ月前よりもできるようになったかな?と確認します。
2. 成果物(内容)を確認
成果物(内容)というのは、勉強の内容のことです。
たとえ1日1時間の勉強ができていたとしても、1時間でワークを1ページしか解いていないのであれば、それは“できた”とはいえませんよね?
集中してできていたのか、やっつけ仕事でやっていなかったかなど、成果物の内容を確認していきましょう。
苦手克服や点数アップを目標にしていた子は、この内容で本当に目標達成できるのか?を考えてみてくださいね。
3. 行動に無理がなかったか確認
実際に1カ月間目標に向かって行動してみて、どうでしたか?
無理がなかったか?といった視点で確認すると「1時間勉強しても、食事の時間や寝る時間に影響がなく過ごせた」「部活や学校の宿題があって、正直なところ1日1時間は大変だった」などの意見が挙げられるかと思います。
この時点で目標通りに過ごせていても、ここからずっと無理な行動を続けていくのは難しいです。
そのため、無理があった場合は、目標を修正しましょう。
今回の振り返りを活かす
目標について振り返ると
- 目標を修正したほうが良いパターン
- 目標はそのままに、自分の行動を修正したほうが良いパターン
があるかと思います。
もちろん、問題なく目標に向かって行動できていれば、今のまま今後も継続していけばOKです。
ただ、修正が必要だった子は、振り返りを活かしていきましょう。
計画倒れにならないように、目標が達成できるように、このタイミングでの軌道修正が望ましいです。