中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
中学3年生は、夏休みが明けると受験に向けてクラスの雰囲気がガラッと変わります。
1学期のクラスの雰囲気とのギャップに戸惑ってしまったり、焦ってしまったりする子も。
そうならないためには、夏休みのうちに自分が受験モードに入っていることが大切です。
今回は、夏休みのうちに受験モードにきちんと入るためにやるべきことをお話ししていきます。
受験勉強に必要なものをそろえる
夏休み中に、受験勉強に必要なものを一通りそろえておきましょう。
その理由は2つです。
- 受験勉強に必要なものをそろえることで、意識が受験に向く
- 参考書や問題集は繰り返しやるのがベストなので今から始められる
参考書や問題集、文房具など、受験勉強に必要なものをそろえると、自然と意識が“受験”に向いてきます。
さらに、やる気も引き出すことができるので、今のうちから必要なものをそろえておくようにしましょう。
また、受験間近になって「もう少し勉強しよう」「不安だからほかの問題集も解いておこう」と、新しい参考書や問題集を買うのは望ましくありません。
受験勉強の教材は、繰り返し使うのがベスト。最低でも3回、理想は5回ループするようにすると、自信もつきますし理解も深まります。
そのため、夏休み中にこれから使う教材をそろえておくようにしましょう。
勉強できる環境を整える
受験モードにきちんと入るために、勉強できる環境を整えておくのも重要です。
自宅での環境を整えるのはもちろんですが、必要であれば塾や図書館など「集中したいときや気分転換したいときは、どこで受験勉強をするか」を決めておけるといいですね。
「分からない問題は、この人に聞く」というのも大体決まっていると、子どもがさらに勉強しやすくなるかと思います。
受験勉強をスムーズに行えるような環境について、子どもと一緒に話合いながら決めていきましょう。
受験勉強の目標や計画を立てる
受験モードに入るために、受験勉強の目標や計画を立てるのも大切です。
目標や計画を立てるとモチベーションが高まりますので、自然と受験モードに入ることができます。
さらに、目標や計画を家族に宣言するのも良いでしょう。
家族に宣言することで「やらなきゃ」といった意識にもなります。
「うちの子、受験生なのにダラダラしているけど大丈夫かな・・」「新学期に子どもが焦らないように対策したい」といった方こそ、夏休み中に子どもが受験モードに入れるようにしっかりとサポートしていきましょう。