受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
夏休みは、受験生にとって最も大切な時期です。
入試の結果を大きく左右すると言っても過言ではない、3年生の夏休み。
今回は、夏休みを3つの時期に分け、それぞれのベストな状態と振り返り・修正についてお話をしていきますね。
時期別・夏休みのベストな状態
まずは夏休みの「前半・中盤・後半」のベストな状態について、見ていきましょう。
- 前半:学校の課題を終わらせる、入試の過去問を解く。
- 中盤:苦手な教科の実力を底上げ、過去問でわからなかった部分の学習。
- 後半:1・2年生の復習、得意な教科の応用問題。
夏休みの前半は、学校の課題を終わらせ、高校入試の過去問を解いてみましょう。
まだ学習していない部分もあるので、100%の問題が解けるわけではありませんが、自分の実力を確かめる良い機会になると思います。
夏休み中盤は、苦手な教科を中心に学習し、実力の底上げを図りましょう。
苦手な教科をそのままにしてしまうと、今後の学習の理解や入試に大きく響くので、夏休み中に克服できることが理想です。
また、前半に解いた過去問で「習ったけど間違えた問題」を勉強します。
夏休み後半は、1・2年生で習ったところの復習と、得意な教科のステップアップを目指します。
高校入試には、1・2年生の問題も多数出題されますが、2学期が始まると新しい単元を覚えることに集中するので、なかなか復習の時間がとれません。
この夏休み期間中に、1・2年生で習ったところをしっかり復習しておきましょう。
振り返りと今後の学習
夏休みの前半を終えて、お子様は今、どのような状態でしょうか。
時期別の夏休みのベストな状態を踏まえ、お子様の状態を確認、これまでの学習の振り返りをしてみましょう。
ベストな状態であれば、そのまま学習を続け、夏休みが終わる3日くらい前に、もう一度過去問を解いてみましょう。
夏休み中の自分の成長が分かり、自信がつくと同時に、これからの課題にも気づくチャンスです。
今のお子様の状態が、ベストな状態からズレがあれば、中盤~後半で修正していきましょう。
「もっと勉強時間を増やす」「とにかく課題を終わらせる」では、効果的ではありません。
お子様がベストな状態に届かなかったのは、遊んでいたからではなく、効率的な学習の仕方を知らないからという可能性もあります。
そのような場合は、いちど学習方法やスケジュールを見直し、効率の良い学習を取り入れるようにしましょう。
「効率的な学習方法が分からない」「今からでも入試対策をしっかりしたい」という場合は、当塾にご相談ください。
オンラインでの個人指導もしておりますので、入試に向けて楽しく一緒に学力をアップさせていきましょう。