中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の丹下です。
あと2週間ほどで夏休みですね!
授業も少しずつ落ち着いてきて、1学期の復習に入ったり、早いところだと夏休みの宿題が配られているのでしょうか?
さて、今回は少し学校の授業から離れ、「検定試験」に関してお話します。
漢検、英検、数検・・・など様々あると思いますが、お子さんに受けさせたことはあるでしょうか?
学校でも定期的に案内がされていると思います。
これらの検定試験は年3回行われます。
だいたい5級が中1相当、4級が中2相当、3級が中3相当となっており、
早いと小学生のうちから挑戦している子もいます。
みなさんがこれらを受けさせる目的として、
- 今の実力を測る、チェックする
- 入試の際に願書に記入できる
などの理由があります。特に②の理由で中学から積極的に受ける子が増えてきますね。
検定試験のほとんどは3級以上から願書に書くことができます。
しかし、実際には3級は中3相当なので、準2級以上に合格していると少し周りと差をつけることができます。
早くから自分の学年より上の級を受験する子は、2~3回試験を受けることを前提に臨みます。
1~2回は練習、2~3回目で合格を目指すといった感じです。
準2級だと高校生レベルなので、1回で合格するのはなおさら難しいです。もっと合格まで時間が必要になることでしょう。
また検定の問題は、出題のされ方や問われている力が学校の定期テストとは異なります。
本屋さんで問題集を見てみることをおすすめします。
もし、家庭学習になかなか手をつけられないお子さんにお悩みの場合は、思い切って検定の勉強を薦めてみるのもひとつの手かもしれません。
検定の問題集を一つ買ってあげて、毎日3ページ、など目標を設定、共有してみてください。
「普段とはちょっと違う勉強」「新しく買ってもらった問題集」という新鮮さがあり、家庭学習をやりたがらない子でもすんなり取り組むことができる場合があります。
取り組むことができたら必ず褒めてあげてください。継続させることができれば、家庭での学習習慣の大きな一歩に繋がります。
中学2年生くらいから検定を受ける子がぐっと増えてきます。
申込期間が夏休みと重なっているものもあります。
中3になってから慌てて受けにいくということがないように、今から少し調べておくとよいかもしれませんね。