中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
長かった夏休みも、あと1週間ほどですね。
寝る時間が遅くなったり、お昼近くに起きている子もいるかと思います。
生活リズムが崩れている子は、2学期に向け早寝早起きを心掛けましょう。
夏休みモードのまま2学期に入ると?
「2学期になれば自然と生活リズムも戻ってくる」と思っているお子様も。
でも、その考えは甘いです。
生活リズムが崩れたまま2学期に入ると、どのようなことが起こるのでしょうか。
- 遅刻をしてしまう
- 授業に集中できない
- 勉強についていけなくなる
- 休みがちになる
- そのまま不登校に
夏休みモードのまま2学期に入るとなかなか生活リズムが戻らず、不登校になってしまうケースもあります。
そのため、今の段階から学校の日と同じような生活リズムに戻すのが大切です。
また、早寝早起きが出来ている子も、これから生活リズムが崩れてしまわないようにしましょう。
生活リズムを整える方法
生活リズムを整える方法は、以下の5つ。
- 可視化(記録)
- 寝る時間を早くする
- 朝日を浴びる
- 朝食を食べる
- 軽い運動をする
昨日や一昨日は何時に寝て何時に起きたでしょうか。覚えている範囲で良いので、可視化してみましょう。
早く起きたいのであれば、起きる時間を決めるよりも寝る時間を早くするのが重要です。
寝る時間は、起きたい時間から逆算して決めましょう。
起きたらまず朝日を浴びること。セロトニンが分泌されてすっきりと起きられるとともに、集中力も増します。
朝起きたらウォーキングをするのも良いですね。意欲が増して、午前中にしっかりと集中して勉強できるようになります。
いつも起きている時間と起きたい時間の差が大きい場合は、1日で戻そうとしてもなかなか難しいもの。
30分ずつ、1時間ずつ、のように、小刻みに早めていくと無理なく生活リズムを整えられます。
リズムを整えている最中に「どうしても眠い」といったときがあれば、15分だけ仮眠を取りましょう(寝すぎてしまうと、夜眠れずに夜更かししてしまうことになるので注意)。
お子様の生活リズムが崩れていて「もう少しで2学期が始まるけど心配」といった親御さんは、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。