中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
個人指導専門塾の松田です。
いよいよ正月も明け、冬休みがあと数日に迫っています。
冬休みの宿題は、順調に進んでいますでしょうか。
当塾では年始の初授業で生徒に必ずやってもらっていることがあります。
それは、年頭所感(1年間の目標)を立てることです。
勉強の計画がなかなか立てられない、
計画通りに勉強が進められないという方も多いのではないでしょうか?
今日は、そんな方に実行できる学習計画の立て方のコツをお話しします!
まずはみなさんも年の始まり、
目標と計画を立ててみてください。
□step1 まずは大きな目標(年間の目標)を立てましょう!
目標を立てる際に最初に始めることはまず大きな目標を立てていきましょう。
例えば、○○大学合格、英語で〇点とる!、クラスで○位になる、など…
ゴールに関しては「平均点」や「数学をがんばる」など少し明確さに欠けるものよりも、
「60点をとる」や「学年で30位以内」など具体性のある目標の方が良いです。
あなたにとって『一番のゴール』を決めていきます。
□step2 大きな目標の期日を作りましょう!
次にその大きな目標の期日を作ります。
これが目標達成への実行に繋がる大きなポイントともなってきます。
例えば、今年中に達成したい事であれば、
『2018年12月31日までに 数学で〇点をとる』 など
月日までが見えると良いです。
□step3 大きな目標に向けた小さな目標を作りましょう!
そして大きな目標に向けた小さな目標を、逆算して計画を立てていきます。
これが目標の達成に向けたコツです。
まずは月ごとに目標を立てられると良いです。
□12月31日までに
期末テストで数学で80点を取る
↓
□10月31日までに
中間テストの数学で70点を取る
↓
…
↓
□1月31日まで、
毎日数学の勉強を1時間する
というように、大きな目標を達成するための目の前の小さな目標までを考えていきます。
□step4 小さな目標を達成するための行動を決めましょう!
「勉強時間を1時間取る」といってもその中身である行動が決まっていないと、
なかなか実行にも繋がりません。
具体的に何をするのか、行動レベルに分解していきます。
□数学
①計算問題を10問解く
②問題集を3ページ解く
□英語
③英単語10個を5回ずつノートに書く
④教科書の英文を2ページ和訳する
というように、勉強する行動内容を項目としてパターン化してしまうことをおススメします。
項目が決まれば、日ごとに月曜は①と③の日、火曜は②と④の日と計画を立てて
今日は「なにしよう…」と迷わずに行動に移せるようになります。
step1~step4まで紹介しましたが、これは勉強だけではなく、
仕事やスポーツ、趣味などにも活用できます。
勉強でより良い結果、目標達成に向けて、
年の初めに一度目標と計画を立ててみてはいかがでしょうか。