中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、教室長の丹下です。
突然ですが、お子さまのノートを見たことはありますか?
- 字が汚い…
- 何が書いてあるかわからない…
いろいろ感想はあると思います。
今回は「見やすいノートの書き方」をテーマにお話します。
今までもノートの書き方については何度かお伝えしてきました。
子どもたちに勉強のやり方を伝える際に私たちが最も大切にしているもののひとつに
「ノートの書き方」があります。
ノートを見やすく書くということは学力向上に確実に繋がります。
ぜひ今回の記事も参考にしてみてくださいね。
「字が汚くて読めない」はさておき、
「整理されていなくてわかりづらい」というのは何とかしたいところです。
見やすく、わかりやすいノートを作るために、どの科目にも共通して言えることは、
①日付・ページ数・単元名を書く
②スペースを空けて、ゆったり書く
③色を使い過ぎない
です。この3点に注意しましょう。
日付やページ数、単元名を書くのは必須です。
これらは本で言えば、目次のようなものです。
これらを毎回書くことで、そのとき何の勉強をしていたのかがハッキリします。
日付や単元が変わったときは、新しいページからノートを使い始めるとさらに良いですね。
そのほか、ノートに書くときは、大きな字で書いて、適度に改行しましょう。
お子さんは、1マスに2文字も3文字もつめつめに書いていませんか。
字が小さくて見間違えてしまったために計算ミスをしたり、間違って漢字を覚えてしまっているという子を、
よく見ます。
「1マスに1文字、大きな字で書く」それだけで漢字の間違えが格段に減った子もいます。
また、狭いスペースに途中式や筆算などたくさん書くのではなく、計算スペースを作ったり、途中式も全行細かく書きましょう。
そして、大問が変わったり、教科書のページが変わるときには、必ず改行しましょう。
ノートはケチらず使うのが鉄則です。
特に女の子は、ノートを色ペンを使ってきれいに書いている子をよく見ます。
一見カラフルできれいに見えますが、その日の気分で色を変えたり、5色近く使っていたりする子がいます。
色は黒(シャーペン・鉛筆)を含めて、3色まで(多くて4色)に抑えましょう。
また、色を使う場合も、色ごとに統一性を持たせましょう。
(例えば、社会(歴史)のノートで、赤→重要人物、オレンジ→人物以外の重要語など)
いつも色を統一して書く、色ごとに意味を持たせることを意識しましょう。
どうしても色をもう少し使いたいという場合は、色ペンで文字を書くのではなく、
アンダーラインを使うなどして、少しでも本当に大事なところが際立つように工夫をしましょう。
科目ごとの詳しいノートの書き方についてはこちらの記事もご覧ください。
数学(算数)のノートをきれいに書くためにしないといけないこと
2学期になる前に、ぜひお子さんとノートの書き方を見直してみてください。