受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
こんにちは!個人指導専門塾の服部です。
今回は「途中式について」第二弾をお伝えしようと思います。
以前は「途中式」はなぜ必要なのか(2017.11.7)を説明しました。
今回は、前回に+αと途中式の書き方について説明したいと思います。
今はノートなども大学ノートが増え、
小学校高学年や中学生で方眼のノートを使うお子さんは少なくなってきました。
社会人でも、大学ノートやルーズリーフが多くなっています。
でも、大学ノートなどは字がきれいだったり、
バランスよく書かないと見栄えが悪くなり、非常に後で見返しにくくなります。
お子様のノートでも「読みにくい・・・」と思ったことありませんか?
男性は特に字が汚かったりするので余計に見にくいです。。。
そういう私ももちろんのこと・・・雑なので見にくいです。
子供もゴチャゴチャしていたら、字を書く気も失せてしまいます。
そんな時、保護者の方や生徒さんにもよくお伝えしていますが
「方眼ノート」を用意してほしいと伝えています。
なぜ、方眼なのでしょうか?
理由は明確で、マス目がきちんとしていてバランスよく書けるからです。
なぜならマスがあれば収めようとするからです。
ポイントは、大きい方眼ではなく少し小さめの方眼で購入します。
「整数の時、分数の時」など、その都度教えてあげれば、「書き方」が定着します。
一問一問に時間をかけてもいいので丁寧に書くことが基本です。
よくお母さんは「綺麗に書きなさい!」っていいますよね?
その『綺麗っていうのはどういうことなのか?』
ここを共通の認識にしなければいけません。
人ぞれぞれ物差しが違うので、ひょっとしたらお子さんは
「綺麗に書いてるじゃん!」ってなるかもしれません。
なので、マス目をきちんと教え、
「この1マスに入れるように書こうね。」
など、具体的に教えるためにも方眼ノートが最適なのです。
では、具体的に途中式はノートにどのように書くのでしょうか?
それは、計算問題であれば「左辺=右辺」を一つとして、縦に書いていくのが正解です。
その際「=」の位置を揃えるなどして、より見やすく(やりやすく)書くことが重要です。
一つの計算問題の中でも、中学生になれば10個近くの作業工程が入っています。
分数を整数に、少数を整数に、文字の移行など色々な工程があります。
計算が苦手な子、ケアレスミスをしてしまう子は、
その工程を省いてしまっているのです。
足し算は皆さん暗算でできますよね?
なぜなのか、それは足すという工程が一つであること、
そして毎日のように計算しているからです!
でも、分数や少数、文字式なんて普段使いませんよね?
だからこそ途中式を書き、ミスをなくす!
そのためにも、ノートに書く癖をつけなくてはならないのです。
中学生の書かない理由は、「めんどくさい」が多いです。
それは、今までしなかったことをしなくてはいけなくなるから「めんどくさい」と思うのです。
だったら、小学生から常に書くことを伝える。
書くために書き方を教えてあげるのです。
クセになってしまえば面倒ではなくなってしまうんです。
是非、方眼ノート活用して何度も何度もクセになるまで
繰り返してみましょう!