中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
勉強をするうえで大切になる間違い直し。
間違い直しには、繰り返しがとても重要です。
今回は、間違い直しのやり方と得られる効果について、お話していきますね。
間違い直しで得られる効果
間違い直しをすることで得られる効果は、おもに2つあります。
- 自分で気づいていない、解き方や考え方の間違いに気づける
- 正しい解き方を知り、学力アップにつながる
丸つけをすると、自分が間違った問題が分かります。
ですが、正しい解き方や考え方を知るためには、間違い直しが欠かせません。
自分では気づかなかった解き方や考え方の間違いを知り、修正することで、学力アップにつながるのです。
間違い直しのやり方
つづいて、間違い直しのやり方について見ていきましょう。
間違い直しは、以下の4つのステップでやります。
- すぐやる
- もう一度解きなおす
- 間違えた問題のポイントとなることを書き出す
- 何度も解きなおす(期間をおいて)
問題を解いて丸つけをしたら、すぐに間違い直しをしましょう。
後まわしにしてしまうと、どう考えて問題を解いたのかを忘れてしまったり、間違ったままの解き方が定着してしまい、修正するのが大変になります。
間違い直しが終わったら、もう一度、問題を解きなおします。
正しい解き方や考え方が理解できているのかをチェックするためです。
さらに、間違えた問題のポイントとなることを書き出します。
このポイントというのは「自分が問題を解くのに注意する点」です。
ノートに書き出すことで、しっかり覚えられます。
間違えた問題は、1日以内・1週間以内・1カ月以内の3回は解きなおすようにしましょう。
何度も繰り返し解きなおすことで、正しい解き方・考え方が定着しているかの確認をしながら、その都度修正することができます。
3回目に解きなおすころには、しっかり正しい解き方を理解・覚えられているはずです。
正しく解ける問題が増えるように、ぜひ間違い直しの参考にしてみてくださいね。