中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
上手くノートがまとまらない!ノートを書くのにすごく時間がかかっている!ということはありませんか。
効率良く勉強するためには、ノートの書き方にもポイントがあります。
今回は、効率良く勉強するためのノートの書き方についてお話ししていきたいと思います。
そのまま書き写すのはNG!
教科書の内容をそのまま書き写すのはNGです。
きれいに書き写したノートは満足感が高く、ページ数が多ければ多いだけ「たくさん勉強した」という気分にもなります。
誰が見ても分かりやすいノート、内容がきれいにまとまっているノートを書けるのは確かに素晴らしいことです。
しかし、勉強の目的はきれいなノートを書くことではなく、理解することや覚えること。
ノートを書くことばかりに一生懸命になってしまうと、勉強の内容がきちんと入らず、ただただ時間ばかりを消費して「やった気」になってしまうのです。
たくさんの時間を勉強に費やしても、結果となって現れなければ意味がありませんので、そのまま書き写している人は、今すぐノートの取り方を改めましょう。
勉強内容を要約する
では、具体的にどういうふうにノートを書けばいいのかというと、“要約して書く”です。
教科書や参考書などの内容を自分なりに短く要約して書くと、より理解が深まります。
「一言でいえば・・・」「要約すると・・・」と、短い言葉にまとめるには、理解していなければいけません。
大切な部分は何か、結局どういうことなのか、と考える習慣も身につきますし、その過程で理解が深まり記憶が定着しやすいです。
要約する力は、最初は「これでいいのかな」「上手くできないな」と思っても、繰り返し行うことでスムーズにできるようになっていきます。
色は3色まで・解図やイラストを活用する
ノートに使用する色は、3色までにします。
これは、色がたくさんあると脳が混乱しやすく集中できない状態になるためです。
たとえば、黒・赤・青などを使用して、最も重要な部分は赤、大切な部分は青で書くようにすると良いでしょう。
また、解図やイラストも活用するとより記憶しやすいです。
ノートを見返して覚えるときはもちろんですが、文字からの情報をイメージに変換するときにも、記憶をスムーズに定着させる効果があります。
自分なりに勉強内容を要約して、解図やイラストなど分かりやすいイメージを書き込みつつ、効率的にまとめノートを作っていきましょう。