中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の吉田です。
最近、空気が乾燥していますね。
皆さんインフルエンザの予防注射は大丈夫ですか?
今年はワクチンの入手が難しいそうですね、どうぞお早めに!
この記事は前回に引き続き、
苦手の分析とその克服方法についてお話していきます。
今回は読解が苦手な子にオススメの勉強法です!
③読解が苦手の例
・音読で正しく文章を区切ることができない。
・たくさん本を読むのに、点数が取れない。
・長い文章だと読む気が失せる。
これらは読解に強い苦手意識を持っている証拠です。
また、できないレベルがその子その子で多きな差があります。
ですので、まずは少し苦手なのか根本的に苦手なのか判断していきましょう!
1:少し苦手な子
読解問題が少し苦手というのは、記号問題はほぼ全部あっているレベルのことです。
本を読む習慣はある、でも点数はあと一歩取れないとか。
記述問題だけは全然取れないとか。
このようなおしいなー!という子は少し苦手なタイプと言えるでしょう。
その場合は
・客観的な視点で読む方法
・要約をするために抜き出す方法
・選択問題の取捨選択の方法
このような学習が必要です。
特に選択肢の取捨選択について、子供たちに聞くと
「なんとなくこれかなーと思って。」
こんな形で安易に選んでしまいがちです。
かならず答えがあるのだから、論理的に選択肢をなくせるはずです。
こんな言葉、文章中に出てないとか。
筆者はこれと逆の意見を言っていたなど。
選択肢の横に、「なぜその選択をしたのか」理由がかけると一番ですね!
2:根本的に苦手な子
読解問題が根本的に苦手というのは、記号問題も合ってないレベルのことです。
昔から本を全く読んでいない。
記号問題のミスなんて当たり前。
このように文章を正しく読めているのかな?という子は
根本的に苦手なタイプと言えるでしょう。
その場合、
・漢字の勉強(特に読みがな)
・知っている語彙を増やす方法
・文章をすべて読む(読み飛ばしをしない)方法
ここからスタートしていく必要があります。
本を読まない、読めない理由にはいくつかの苦手意識が散り積もっているからです。
この克服は、一番時間がかかるので早急に練習をしていきたいところですね。
分析していくと、このように苦手は顕著に出てきます。
そして大事なことは、その苦手度を把握して的確な学習をすることです。
お子様はどんなタイプなのでしょうか?
よく見極めて、それに合った克服方法を行いましょう!