中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは!個人指導専門塾の岡田です。
気がつけば夏真っ盛りな気温になってきましたね! 蒸し暑い日が続くと思いますが、水分補給をしっかりと取って夏バテや熱中症にかからず夏休みを迎えたいところですね。
そして、期末テストも終わりテストが返却されてきましたね。今回のお子さんのテスト結果はいかがだったでしょうか?
「大きく点数が上がった!!」「逆に点数が落ち込んでしまった・・・」などなど、それぞれ感じることがあったと思います。
期末テストが終わり、夏休み目前のちょうどこの時期に保護者の方からこういったご相談を受ける機会が多くあります。
「テストが終わって完全燃焼してしまったのか、子どもが全く勉強しなくなってしまいました。本人もやらないといけないことは分かっているのですが・・・ テストが終わった後のおすすめの勉強方法はありますか?」
保護者の方のおっしゃる通り、テスト後こそ間違えた問題やできなかった単元を復習・補強できるチャンスです。
しかし、本人の中では、何から手をつけたらいいか分からない⇒ゆえにやる気が出ない、というパターンが多いです。
そこで今回は、テスト後の数学の勉強方法について、ポイントをお伝えしたいと思います。
まずは、間違えた問題または解けなかった問題を一通り解きなおしましょう。その後、やり方が分からなかったものと、ケアレスミスしたものを区別するために、 色ペンで線を引き分けてみてください。
ケアレスミスした問題については、何でミスすることが多いか分析し、類似問題を夏休みまで1日10問毎日解くといった目標を立てて継続していきましょう。
例:一次方程式でミスがあった。
→どういうミス?
→分数のときにミスをしやすい。
→学校のワークと教科書の方程式の分数の計算問題を毎日10問解く。
という流れで紙に書きだしていくと良いでしょう。間違えるときの傾向は何なのか、最初のうちはお子様ひとりで見つけるのが難しいと思うので、 客観的な視点で周りの大人も一緒に見てあげると良いと思います。
次に、やり方が分からなかった問題についてです。そもそも問題の意図が理解できなかった時です。その場合、前の学年の単元に逆戻りをする必要があります。 目標の立て方はケアレスミスをした時と同じです。
例:一次方程式の文章題が理解できなかった。
→どういうところで?
→食塩水の濃度の求め方
→割合が分かっていない
→小5で習う「割合」の単元を毎日10問、計算ドリルを買って解いていく。
数学は積み重ね式の単元と言われており、理解できなかった時に、どこまで逆戻りしていく必要があるかを把握して復習していく必要があります。 どこまで戻って勉強すればよいのかわからない場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
期末テスト後の何をしたらよいか迷ってしまうこの時期こそ復習する時間にどんどんあてていきましょう!
本日はここまで!次回は英語のテスト後の勉強のやり方をご紹介していきます。