中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の山岡です。
新型コロナウイルスによる影響で、政府から衝撃の発表がされてから4日が経ちました。
急な発表により、教育現場でも、学校でも、また保護者の方のお勤め先でも、
異例の動きをせざる終えない状況になっています。
ただ、私共はこの状況をただ嘆くだけではいけないと感じております。
個人指導専門塾では、地域のお子様とそのご家族の不安を
少しでも和らげることが出来ればという思いで、
本日から通常時間外の教室開放を行っております。
詳しくはこちらをご覧ください。「全校休校対策について」
また、このブログ等各媒体を通して、
・学年末の時期に学校の授業が中途半端に終わっている…。
・となりの学校では宿題がたくさん出ているようだけど、うちの学校はそこまで出ていない…。
・とにかく家で何を勉強したら良いのかわからない…。
など、お子様や保護者様の先の見えない不安な気持ちにお力添えできるような情報発信を続けて参りたいと思います。
さて、本日は「家に誰もいなくても子どもがひとりで勉強できるような仕組みづくり」についてお話しします。
「ご家族がお仕事で、お子さんがひとりで過ごすことになってしまった…」
お子様の年齢やご家族の事情によっては、十分ありえる状況だと思います。
ただ、家でひとりで留守番は出来ても、勉強をするとは限りません。
家でひとり取り残された子どもは、
日中ずっとテレビを観たり、
パソコンやスマホをいじったり…
お昼になるまでずっと寝てしまう子もいるかもしれません。
そのような過ごし方をしてしまう可能性は大いにあります。
それを防ぐためには、必ず「子どもがひとりで勉強できるような仕組みづくり」が必要です。
では、保護者の方はどんなアプローチをすれば良いのでしょうか。
お子様によって、ひとりで勉強することに慣れているのかどうかはバラバラです。
アプローチの方法が変わってくるのは当然ですが、その中でもどんな子にでも有効な方法をご紹介します。
それはこの3つです。
➀勉強の「タイミング」を決める
②勉強する「内容」を決める
③「長期的に取り組む内容」を決める
今日はこの➀、「勉強のタイミングを決める」をお伝えします。
①勉強の「タイミング」を決める。
「家でひとりの時に勉強すること」に慣れていないお子さんの場合、
間違いなく「勉強をし始める瞬間」が一番ハードルが高いでしょう。
案外、机に座ってノートの1マス目に字を書き出したらその後はスイスイ出来るものです。
家には学校のようにチャイムもないし起立や礼もありません。
そのため、家の場合は勉強を始めるタイミングをあらかじめ決めておくことが効果的です。
そこで、
1日の中で「時間」が大体決まっている必然的な行動と、
勉強をセットにして、タイミングを整えましょう。
例えば、「昼食」とセットにして「昼食を食べる前に勉強する」などです。
さらには、お昼ご飯の隣に「勉強できたかな?頑張れ!」というようなメモ書きを置いておくのも有効です。
「勉強ちゃんとやったよね?」「勉強しなさい!」と勉強していない前提のメモ書きは避けましょう。
子どもに対して期待していないというメッセージになり、余計行動する可能性が減ってしまいます。
最近は、スマホの機能であらかじめ決めた時間にアラームを鳴らす機能や、
学校のチャイムの音を決めた時間に鳴らしてくれるアプリもあります。
日中の決まった習慣が無いお子様の場合は、時間で勉強するタイミングを決めてしまったほうが良い場合もあります。
ぜひ活用してみてください。
次回も引き続き、子どもがひとりで勉強できるような仕組みづくりについてお話します。
子どもたちとそのご家族が少しでも安心して過ごせるように、
子どもの勉強を中心とした生活のコツをどんどん発信していきますので、
ぜひ参考にしてくださいね。