受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
こんにちは。個人指導専門塾の服部です。
今回は中学生のお子さんをもつ保護者の方に向けて、「GWの後から心がけるべきこと」をお話しします。
現在はGWまっただ中。思いっきり楽しんで、充実したお休みを過ごしている方も多いかと思います。
私の教室の中1の生徒たちは、中学校の勉強について
「授業、めっちゃわかる!楽勝。」
と言って意気揚々としています。
しかし、こう言っていられるのも4月までです。
中1の授業スピードはそんなに速くありません。また、部活も「正式な部員」ではないのでそこまできついメニューでないことがほとんどです。
中学の恐ろしさはGW後からなのです!!
GWが明ければ全てが変わります!
「正規部員」となるので本来の部活メニューになり、帰ったらへとへとに。
また、授業も本格化しスピードアップ!
毎年この時期に、みんな振り落とされます。
ここからが本当の「中学生活」なのです。
子どもが中学生活の忙しさで振り落とされてしまわないように、保護者さんにも気をつけてほしいことあります。
ズバリ、「疲れてるから仕方ないよね・・・。」と言ってしまわないようにすることです。
疲れるのは当たり前です。大人もそうですが「疲れている」はやらない為の単なる理由づけです。
疲れているのは自分1人ではありません。学年全員疲れていると思うべきです。
そのなかでも行動している人たちが最初のテストの上位6割に入り、
その6割の中で「勉強のやり方」を知っている人が上位3割に入るのです。
そして、「続け方」を知っている人が上位2割をキープしていくのです。
少しでも上位に居続けるためにも、1日1時間でいいので家で勉強をさせ続けてほしいです。
簡単な問題でかまいません。授業のまとめをする、とか問題集を解く、とか何でも良いです。
まずは、疲れていてもやる時間を作ってあげることが大事です!
疲れていてもやれることを見つける。そしてやらせる。
それを繰り返し、少しづつ「やる量」を増やしていきましょう。
お友達と一緒にやるでもいいと思います。
手間かもしれませんが、最初はやった内容を保護者の方が確認するのも有効です。
やったかどうかの確認をして褒めてあげる。そしてそれが習慣になったら、次は勉強の内容を見てあげる。
もし、家でやれなかったり、保護者さんが忙しくて見れないようなら塾にいれてあげてください。
「環境」をしっかりと作ってあげる事が本人の為になります。
まずは、忙しくなり疲れていても勉強をやらせるようにするために、保護者の方が声を掛けるよう心掛けてあげてください。