中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の岡田です。
夏休みが始まって早3週間!みなさんいかがお過ごしでしょうか?
長い夏休み、私の教室ではだれてしまいそうになる子もいますが、その都度目標を共有して、勉強する目的を見失わないように進めています。
さて、みなさんは夏休みの時間を使って暗記科目をどのように勉強していますか?
時間はたくさんあるといえど、暗記のためだけに時間を使うことはあまり無いのではないでしょうか?
そこで、以前私の記事(歴史の年号を覚える簡単な方法!)で紹介した暗記カードを使ったパズル式暗記法を使って、
お友達とゲーム感覚かつ体系的に年号を覚えることができる方法をお伝えしたいと思います。
はじめに、パズル式暗記法とは・・・
- 単語カードを用意してもらいます。
- 忘れてしまった、あるいは知らなかった語句を書きます。
- 単語カードの表面には年号、裏面にはその出来事や人物を書いてもらいます。
- 単語カードを全て裏面にしてバラバラにして並べ、それらを年号順に並べていきます。
- 社会の勉強時間の内、初めの10分間、毎日この暗記方法を続けていきます。
初めは、歴史の暗記が苦手な生徒に教えて、続けてもらっていたのですが、
その暗記カードを見た他の生徒が興味を持ってくれて、やり方を教えていくうちにどんどん広まり、
休憩時間の合間に、単語カードを持っている子たちが集まって、だれが一番早くパズルを完成させられるか競うようになりました。
お友達と競うことによって、一人でやる時よりも「もっとはやくできるようになろう」「もっと正確にできるようになろう」という動機づけが強化されたのです!
これは行動科学の観点から見て、非常に良い傾向だと思います。
この暗記カードは、簡単に作ることが出来て、暗記効果も見込めます!
この夏休み、勉強のスイッチがイマイチ入らないお子さんに、ぜひ試してみてはいかがでしょうか??