中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の三井です。
今回は英単語を覚える際のポイントについて、以前お話できなかったことを補足していきたいと思います。
(基本的な英単語を覚える時のポイントは「効率よく英単語をサクサク覚える方法!」、「英単語を書いて覚える時のポイント」の記事で書かれているので、 そちらを読んで是非実践してみてください。)
今回は英単語の中でも、私が塾の授業中に特に気になった点とその改善案について話していきます。
普段、授業で英語を扱う際に質問される中で意外と多いのが熟語、連語に関する質問だったりします。
実際に、最近の授業で「この問題が分かりません。」と質問を受けて見せてもらった問題が
( )( )( )play soccer? 「サッカーをしませんか。」
という穴埋め問題でした。
本人の中では文法が分かっていないから出来ていないつもりでしたが、これは
『Why don’t you ~ ? = ~してはどうですか。~しませんか。』
という熟語・連語を覚えていなかったから解けていなかったのです。つまり文法の理解度の問題ではなく、熟語を暗記出来ていたかどうかの問題だったのです。
こういったケースは非常に良く見られます。
一つ一つの単語は覚えていても熟語は覚えられていない。
「look = 見る」と英単語単体だったら覚えているのに、「look after = ~の世話をする」という熟語になると急に覚えていないという子は意外と多いです。
ですので、英単語を覚える際は、一つ一つの単語だけでなく、「be interested in ~ = ~に興味がある」などといった熟語、連語も合わせて暗記できるよう勉強しましょう。
また、もう一つ気になる点としてあるのがearly→earlier→earliestなどのような「形容詞と副詞の比較級、最上級のスペルミス」とfall→fell→fallenなどのような「動詞の過去形、過去分詞の不規則動詞のミス」です。
特に過去形、過去分詞の不規則動詞は覚えられている子がかなり少ないです。
ですので、私たちの塾ではこのようなシートを用意しています。
英単語の覚え方とは少し異なり、「一つの単語に対してセットで覚える」ということが大切です。
特に中学3年生は「受動態」と「現在完了」の文法の部分で過去分詞を多く使います。
テストの点数が伸び悩んでいるお子さんがいらしたら、ぜひ答案用紙を見てみてください。
もしかしたら、このようなちょっとしたところでつまずいているのかもしれません。
苦手分野の解析、克服にぜひ参考にしてみてくださいね。