「次回は○○点アップ!」この目標は間違っている!?

成績アップを目指して勉強しているのに、なかなか成績が上がらない…。

とお悩みのお子様とその保護者様。

まず第一に、当ブログでも繰り返しお伝えしているように「正しい勉強のやり方」を知り、それを実践していくことが成績アップの近道です。

そして、「正しい勉強のやり方」と同じくらい大切なのが、そもそもの勉強に対しての向き合い方・捉え方を変えていくことです。

今回は、行動科学の視点から成績アップに繋がる「前向きな勉強の取り組み方」「目標の立て方」をご紹介します。

正しい勉強のやり方とは?

正しい勉強のやり方とは、「効率よく学ぶことができるやり方」であり、成果を出すだけでなく、自己効力感(自分ならできるという感覚)やモチベーションを持続させる効果があります。

このやり方の基盤には、私たちが学習塾での指導でも大切にしている「行動科学」というノウハウがあります。

 

【行動科学に基づく勉強のポイント】

 

① 小さな成功体験を積む

お子様の勉強の最初のステップは、「できる!」という感覚を持たせることです。

例えば、前の学年で習った簡単な問題を解いてもらい、満点を取る経験を積ませることが大切です。

この「成功体験」自己効力感を高め、次の挑戦への意欲に繋がります!

② 行動を具体的に承認する

お子様の成果(例:テストの結果)だけを褒めるのではなく、行動そのものを認めましょう。

「机に向かって勉強しているね」
「毎日続けていて偉いよ」
といった声かけが効果的です。

行動を認めることで、自分の取り組みが評価されていると感じ、モチベーションが維持されます。

③ 目標を細分化する

「次のテストで20点アップを目指そう」
という大きな目標だけでなく、日々達成できる小さな目標を設定しましょう!

「今日はこの10問を解く」
「漢字を3つ覚える」
など、細かいステップを作ることで、達成感を感じやすくなります。

多くのご家庭で、目標が高すぎる傾向にあると感じています。

「結果が出ない勉強のやり方」との違い

一方、間違った勉強のやり方を続けていると、結果が出ないことで子どもが「どうせ自分には無理」と感じてしまいます。

例えば、親が
「もっとやる気を出しなさい」
と言葉だけで動機づけをしようとしても、かえって逆効果になることが多いのです。

大切なのは、行動を変え、結果を積み重ねていくことです。

 

正しい勉強のやり方は良いことづくし

正しい勉強のやり方は、成績を上げるだけでなく、お子様の自己効力感を高め、モチベーションを持続させるために欠かせないスキルです。

このスキルを知っているかどうかで、将来の成果に大きな差が生まれます。

冬休みの勉強の質を上げるために、ぜひ冬休み前に細分化した目標を決めるというところまで実践してみて下さい。

お問い合わせ・無料体験申し込みはこちら

お問い合わせ