中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、教室長の丹下です。
あと2か月ほどで新学年になりますね。
中学生は来月には学年末テストが控えています。
このテストでいい結果を残して次の学年に向けて弾みをつけたいですよね。
私の教室でも、次の学年に向けて頑張ろうと、少しずつ勉強のスイッチが入っている生徒もいます。
一方で、やる気が続いたのは新年明けた最初だけで徐々に怠けてきてしまっている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は「物事を継続する方法」についてお話します。
お子さんに「勉強しなさい!」と言ったことはありませんか?
そう言ってもやるのは最初だけで、なかなか続かなかったり、けんかになってしまうということが多いですよね?
なぜ子どもは勉強をしないのでしょうか。
お子さまが勉強しない理由は2つだけです。
①勉強のやり方がわからない
②続け方がわからない
やる気がないわけではありません。危機感がないわけでもありません。
「勉強しなさい」「復習しなさい」「テスト勉強をしなさい」
そう言われても、何をやったらいいのか、どうやったらいいのか、子どもはわからないのです。
それは、例えば方程式の解き方だとか英文法だとかではありません。
やり方とは、「ノートのまとめ方」、「間違え直しのやり方」、「暗記の仕方」などのことです。
このような「勉強のやり方」は、意外と学校で教えてもらえません。
「勉強のやり方」を知ることが出来れば、
宿題だけではなく、プラスαで勉強をすすんでやるようになります。また、宿題の質も上がります。
勉強のやり方についての参考記事:「先生にアピールできるノートをつくってみよう!」「家庭学習は何をしたら良い?」
勉強のやり方については過去の記事でたくさんご紹介しています。ぜひご覧ください。
勉強に限らず、物事を継続させるためには、まず「やり方を知っているのかを確認する」必要があります。
何を、どのくらいやるのか、そのために何か準備するものはあるのか…
物事が長続きしないときは、続ける以前にやり方を十分にわかっていない、知らない可能性があります。
そこを知ること、教えることから始めていくべきです。
お子さまに声をかけるときは、
「勉強しなさい」ではなく、「○○を××までやろう」と細かくやるべきこと(行動)を伝えてあげてください。
これまでとは少しちがった反応が返ってくるかもしれません。