中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、教室長の丹下です。
休み明けのテストも終わって、授業も再スタートしている頃かと思います。
2学期は行事ごとも多く、さらに10、11月はテストが続きます。
そこで今回は「10月以降のテストに備えて、9月中に勉強のやり方を見直そう」をテーマにお話します。
「休み明けでまだ勉強にあまり身が入らない」という子は多いのではないでしょうか。
2学期はどの学年も勉強がぐっと難しくなります。
特に、数学・英語は文章問題など応用に入っていきます。そのため、授業を一度聞くだけで理解するということが難しくなります。
そうなってくると、
- 授業がわからない
- →わからないから授業を聞かなくなる、ノートをとらなくなる
- →宿題がわからない
- →テキトーにやる、写すだけ
この繰り返しになってしまいます。
こうなってしまうと、どんどん取り返すのが難しくなってしまいます。
そうならないために、必ずやってほしいことが3つあります。
①「わからなくても」ノート(板書)は必ず書く
②「わからなくても」宿題は必ず自分の力でやる
③わからないことはその日のうちに誰かに聞く・調べる
授業中、「聞く」だけでなく「書く」ことで、より記憶に残りやすくなります。
わからなくても「こんなことやった気がする」「なんか聞いたことある」という記憶を積み重ねていってほしいのです。
そうすれば、逆戻りをしたときに吸収しやすくなります。
また、書いてみることで急に理解できるということもあります。
また、授業で理解できたかどうかを判断するのが「宿題」です。
それをどこまで自分の力でやれるか、が大切です。
「自分の力」でというと、教科書や解説を見ずに分かるまで考えることだと思う方もいるかもしれません。
ですが、それでは分からない問題がある度に時間がなくなってしまいます。
分からない問題があったら、「自分で調べる・自分でまとめる」ことが大切です。
その行動をしたかどうかで、その問題の定着度が変わります。
授業で曖昧だったことが、もう1回宿題でやることでスッキリすることもあります。
そして、どれだけ調べても、考えてもわからないというときは、友だちや先生に頼りましょう。
大事なのはわからないことを「溜めない」ことです。1つずつコツコツ解決していきましょう。
成績が下がりやすい2学期。気づいたらついていけなくなってしまった…ということがないように、今から手を打っておきましょうね。