中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
いよいよ受験が近づいてきましたね。お子様の勉強は順調に進んでいるでしょうか。
夏から続けてきた頑張りが少しゆるんできているお子様もいるかもしれません。
そこで今回は、「この時期すごく大切なことなのに、意外と受験生本人は自覚がなくて危ないこと」についてお話します。
自覚がないと危険なこととは?
この時期にすごく大切なこととは何でしょうか。
一生懸命勉強すること?もちろんそれも大切ですが、もう一つ、非常に大切なことがあります。
それは、「本当の意味で受験校を決めきれているかどうか」という自覚が受験生本人にあるかということです。
意外にも、「受験校が本当の意味できめきれていない」ことに無自覚である受験生は多くいます。
受験校を決めきることの必要性
では、受験校が決め切れていないとどのようなことが起こるのでしょうか。
まず第一に、受験校が決め切れていないと、毎日の勉強に身が入りません。
強い目的がない場合、長期的に一つの目標に向かってコツコツ努力することは非常に大変だからです。
「自分の点数だとこの学校かな」「友達がここに行くって言っていたから、自分も合わせておこうかな」と、なんとなく設定した目標のためには、最後まで踏ん張って勉強に取り組むのは難しいでしょう。
また、目標がぼんやりしていると、そこへたどり着くまでのアプローチもあいまいになってしまいます。
つまり、効果的な勉強が出来なくなってしまうのです。
さらに、受験校の設定があいまいなことに無自覚な場合、自分がこのような事態に陥っていることに気付くことが出来ません。なんとなくやる気が出ない、なんとなく頑張れないまま、時間が過ぎてしまうのです。
頑張りを無駄にしないため、そして自分の決定について後悔しないために、受験校の設定というのは非常に重要です。
次回は、受験校を本当の意味で決めるコツについてご紹介します。